昨年8月、Apple Musicはクラシック音楽ストリーミングサービス 「Primephonic」 の買収を発表。この買収により、Apple Musicで大幅に向上したクラシック音楽体験が利用できるようになるほか、2022年にはPrimephonicのユーザーインターフェイスに追加機能を組み合わせた、専用のクラシック音楽アプリを公開予定であると発表していた。
この専用アプリの名称は 「Apple Classical」 になる可能性がありそうだ。9to5Googleが伝えている。
Appleのクラシック音楽アプリは 「Apple Classical」 という名称に?
9to5Googleによると、現地時間2月9日に公開されたAndroid版 「Apple Music」 アプリのベータ版から、「Open in Apple Classical (Apple Classicalで開く) 」 という文字列のほか、対応楽曲を最適なサービスで直接開けるようになる機能が実装予定であることが発見されたという。
ただし、正式リリース前に名称が変更される可能性は十分にあるため、必ずしもアプリの名称に 「Apple Classical」 が採用されるかどうかは現時点では不明だ。
ちなみに、同ベータ版では新しくなったウィジェットが含まれていることも確認されている。具体的には、「Apple Music Player」 はサイズがより大きくなり、「Apple Music Recently Played」 はサイズ変更時の構成がより多くなっているという。過去の楽曲を表示するグリッドには3×2と3×1のサイズが用意されていて、上半分も大きくなったとのこと。
また、ウィジェットの背景カラーは、現在再生中の楽曲のアルバムアートワークをテーマにしたカラーが採用されるように。何も再生していないときには、従来の赤とピンクのカラーに戻るようだ。
これらのウィジェットは、iOSでは3月配信予定と噂の 「iOS 15.4」 でリリースされるものとみられている。
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