Appleは今年の秋に新型iPhoneを含め多数の新製品を用意していると噂されている。そのうち最も注目を集めているのは新型iPhoneである 「iPhone 12」 と 「Apple Watch Series 6」 だが、それとは別に完全新製品となる 「AirTag」 についても注目が集まっている。
本日、同製品の発表は2020年10月後半になる可能性があることがわかった。国内Apple系メディアMacお宝鑑定団Blog(羅針盤)が中国サプライヤー情報として伝えた。
10月後半のiPhone 12発表イベントでAirTagも発表予定
Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)によると、Appleは 「iPhone 12」 の発表イベントを10月後半に控えていて、そのタイミングで 「Apple Watch Series 6」 と 「AirTag」 を発表する計画であるとのこと。
AirTagとは、Appleが独自で開発した紛失防止タグで、財布やカバンなど大事なものにくくりつけておくことで紛失や盗難を防止できる便利アイテム。
音を鳴らしてアイテムの位置を見つけることができるほか、iPhoneのARカメラを使った目視によるアイテムの位置を探す機能も用意されると言われている。また、紛失したとしてもAirTagの通信範囲に出入りすると自動でiPhoneに通知が届くなどの仕組みも用意されているようだ。
本体はコイン電池が内蔵されていて、それによって駆動する仕組みになっているとみられており、バッテリーが切れたらユーザーの手で適宜交換できると予想されている。当初はiPhone SE(第2世代)とおなじタイミングで発表される予定だったが、なんらかの事情があって発売が遅れたとのこと。
また、「AirTag」 は 「iOS 14」 の新機能として注目されている 「App Clips」 をサポートする可能性があることがわかった。App Clipsとは簡単に言うとアプリをダウンロードすることなく、そのアプリの一部の機能を利用できる機能。NFCタグや二次元バーコードをスキャンすることで利用できる。「AirTag」 が同機能をどのようにサポートするのかは現時点では不明だ。
ちなみに今回の情報は一部だけ著名リーカーJon Prosser氏と異なる点がある。Jon Prosser氏は 「Apple Watch Series 6」 が9月7日の週に発表されると予想していて、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)の情報と大幅に食い違う。果たしてどちらの情報が正しいのだろうか。それは早くて来週には明らかになりそうだ。
関連記事
・「iPhone 12」 発表イベントは10月に開催。下位モデルは10月、上位モデルは11月に発売へ
・AirTagのセットアップ画面のコンセプトが作成・公開。ARモードのイメージ画像も独自入手 発売はコロナで遅れている可能性