Apple、クラシック音楽ストリーミングサービス 「Primephonic」 買収。専用のクラシック音楽アプリも2022年にリリースへ

現地時間8月30日、Appleはクラシック音楽ストリーミングサービス 「Primephonic」 を買収したと発表した。買収総額は明かされていない。

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Appleがクラシック音楽のストリーミングサービス 「Primephonic」 を買収

「Primephonic」 は、2017年にサービスが開始されたオランダのクラシック音楽を配信するストリーミングサービス。同サービスでは主にクラシック音楽を配信していたが、今回の買収によりApple Musicで 「Primephonic」 のもつコンテンツが再生可能に。

今後数ヶ月以内に、Apple Musicにおいて 「Primephonic」 の配信楽曲をApple Musicで聴くことができるようになるとのこと。

Apple Musicに加入するユーザーは追加費用なしで聴くことが可能になるだけでなく、作曲家などのブラウジングと検索機能の向上、クラシック音楽メタデータの詳細な表示などが可能になるとのことだ。

「Apple Music」 は、Appleが2015年から提供している音楽配信サービス。月額1,080円、ファミリープランなら月額1,680円で約1億曲もの楽曲が広告なしで聴き放題になる。楽曲のダウンロードにも対応しており、オフラインでの視聴も可能だ。初めて利用するユーザーには無料トライアルも用意されている。

なお、今回の買収に伴い、Primephonicは新規契約を停止するほか、9月7日からサービスを停止する。今後引き続き利用したい場合はApple Musicを契約する必要があるが、Primephonicの利用者は6カ月無料でApple Musicを利用できるとのことだ。

また、Appleは2022年に、Primephonicのユーザーインターフェイスに追加機能を導入した専用のクラシック音楽アプリをリリース予定だという。

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