2017年12月に、Appleが開発中であると告知していた純正ディスプレイ。ようやくその詳細がおぼろげながら分かって来た。Apple製品に関する予想で高い的中率を誇る著名アナリストMing-Chi Kuo氏が伝えている。
Ming-Chi Kuo氏が伝えたところによると、Appleが開発している純正ディスプレイは31.6インチの画面サイズを持った、6K高解像度ディスプレイになるとのこと。
Appleは31インチの6Kディスプレイを開発中
採用されている技術は 「ミニLED」。従来のLEDよりも小さいLEDチップが搭載されており、液晶ディスプレイはもちろん、有機ELディスプレイよりも高いコントラストを実現できるものと予想される。
この新型ディスプレイについてはすでにAppleが告知済み。2017年12月、Appleはプレスリリースで、次期Mac Proとともに開発中であることを明らかにしていた。どんな製品に仕上がるのかは明かされていないが、次期Mac Proに合わせて開発しているということは性能はプロ向けになっている可能性が高い。そうと考えれば、今回のMing-Chi Kuo氏の情報は信憑性が高いものと言えるだろう。
現在、Appleは自社でディスプレイ製品の販売を行なっていない。最後の製造を行なっていたのは、「Apple Thunderbolt Display」で、同製品の販売を終了したのは2016年6月と、すでに3年近く経過している。Appleの3年ぶりの新型ディスプレイ、性能とともに価格もとても高いものになっている可能性が高いが、一体どのような製品になっているのだろうか。
ちなみに、Ming-Chi Kuo氏によれば、この新型ディスプレイは2019年に発売する予定であるとのことだ。
[ via 9to5Mac ]