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Apple、30W出力の新USB電源アダプタを開発か。GaN採用で小型化?

Appleは昨年秋にはじめて窒化ガリウム(GaN)を採用した電源アダプタ 「140W USB-C 電源アダプタ」 を発売したが、GaNを採用した新たな電源アダプタが販売される可能性があることがわかった。

現地時間3月8日、TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏は自らのTwitterアカウントで、Appleが2022年内に30W出力に対応した電源アダプタを発売する可能性があると伝えた。

窒化ガリウム(GaN)は、熱伝導率が大きく放熱性に優れるなどの特徴を持つ、ガリウム(Ga)と窒素(N)の化合物。これを採用することで、高出力な電源アダプタでもコンパクトなサイズに抑えられる。

AnkerやBelkin、RAVPowerなど多くのサードパーティメーカーが同化合物を使用した小型充電器を開発、販売してきたが、Appleも 「140W USB-C 電源アダプタ」 を皮切りに窒化ガリウム(GaN)を採用した電源アダプタを投入していくのかもしれない。

30Wということで、おそらくMacBook Air用の電源アダプタが置き換えられるのではないだろうか。また、iPad Air、11インチiPad Pro用には20Wのものが同梱してくるが、両製品は最大30W出力に対応しているため、これらの電源アダプタが置き換えられる可能性も……?

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