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『Apex Legends』S25.1アプデでワットソンが強化。アリーナ新モード「Duels」も登場

Apex Legendsのシーズン25.1「Prodigy」のミッドシーズンアップデートが、2025年6月24日から7月15日まで開催される「Future Icons イベント」と共に到来する。

今回のアップデートでは、新アリーナモード「Duels」の導入、ワットソンの大幅な能力調整、ヴァンテージとアッシュのバランス調整、そしてランクマッチの表示変更など、多岐にわたる変更が施される。

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ワットソン、ヴァンテージ、アッシュに注目すべき調整

今回のアップデートで最も注目すべきは、ワットソンの大幅な強化だ。開発者ノートによると、ワットソンの戦術アビリティ「周辺セキュリティ」に新メカニズム「帯電ドア」が追加され、フェンスの存在感が飛躍的に向上する。

フェンスをドアに張ることで、そのドアに触れた敵をスタンさせることができるようになる。さらに、フェンスノードのHPが25から50に倍増し、クールダウンも15秒から4秒へと大幅に短縮された。

これにより、ワットソンはより素早く、かつ強固な防衛線を構築できるようになる。パッシブのシールド回復も1/秒から2/秒に増加し、アルティメット促進剤の消費も50%高速化されるなど、全体的に生存能力とアビリティの回転率が向上している。

ヴァンテージにも複数の強化が施された。特に注目すべきは、戦術アビリティ「エコー配置」の使い勝手の向上だ。エコーがジャンプ後に自動的に回収されるようになり、ジャンプ起動時間も短縮された。また、エコーの飛行距離が増加し、ダブルジャンプが基本キットに統合されたことで、よりアグレッシブな立ち回りが可能になる。アルティメット「スナイパーズマーク」では、射撃時までレーザーが非表示になり、射線の秘匿性が高まった。

アッシュは、ダッシュ能力のバランス調整が中心だ。パッシブのダッシュクールダウンが10秒から8秒に短縮された一方で、戦術アビリティ「アークスネア」の引き寄せ強度がわずかに減少している。アップグレードツリーの変更もあり、レベル2で「ダブルアルティメットチャージ」が選択可能になり、アルティメットの回転率向上が早まる。

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新アリーナモード「Duels」と「Future Icons イベント」

新たなリミテッドタイムアリーナモード「Duels」が登場する。このモードでは、30人サーバーで5分間にわたる1対1のデュエルが繰り広げられ、リーダーボードでパフォーマンスが追跡される。

各デュエルはロードアウトとスポーン位置がランダム化され、さらにアビリティなしの純粋なガンプレイと動きが試される。両プレイヤーの武器とレジェンドがミラーリングされるため、公平な条件でスキルが競われることになる。シーズン後半にはアビリティありの「Duels」も登場予定とのことだ。

「Future Icons イベント」では、専用の「Future Icons Event Pack」が用意されており、ランパート、オクタン、ピースキーパーのレジェンダリースキンや、ワットソンのプレステージスキン「Apex Icon」、さらにそれにマッチするダイブトレイルが登場する。イベントパックからはイベント限定のコスメティックを重複なしで入手できる仕組みになっており、すべて集めやすい設計が特徴だ。

ランクマッチ表示の変更とオーディオ調整

ランクマッチの表示方法が変更され、今後は個々のプレイヤーではなく分隊単位のティア分布が表示されるようになる。これは、プリメイド分隊のマッチメイキングが分隊内で最も高いランクティアのプレイヤーを基準に行われていることを明確にし、マッチの公平性に対する懸念に対応するためのものだ。

オーディオ面では、フレンドリーなジップライン音の優先度が下げられ、敵のジップライン音が優先して聞こえるようになる。また、脅威とならない敵の足音(ボディフォールやダウン時の音)の優先度が下げられ、潜在的な脅威の足音が常に聞こえるように調整されている。これらの変更は、より正確な音響情報を提供し、プレイヤーが状況を把握しやすくすることを目的としている。

S25.1アップデートは、ワットソンを筆頭に複数のレジェンドのプレイフィールを大きく変える可能性を秘めている。特にワットソンの新メカニズムは、防衛的なプレイに新たな戦略をもたらしそうだ。新アリーナモード「Duels」は、純粋なガンプレイを磨く場として、プレイヤーのスキルアップにも貢献するだろう。

(画像提供:Electronic Arts)