Anker、「Anker SoundCore」 など一部スピーカー製品を自主回収。バッテリーセルの不備が発覚

アンカー・ジャパンは4月4日、同社のスピーカー製品 「Anker SoundCore」 「Anker PowerConf S3」 の一部ロットにおいて製造管理上の不備が判明したとし、対象製品の回収・交換を実施すると発表した。

回収の対象となる製品は、「Anker SoundCore」 のブラックモデルと、「Anker PowerConf S3」 のグレー/ネイビーモデル。型番や販売期間などの詳細は以下。

対象製品 製品型番 対象販売期間 対象販路
Anker SoundCore A3102016 (ブラック) 2023年4月1日〜2023年9月30日 ・Anker Japan公式サイト
・Amazon.co.jp
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
・au PAY マーケット
Anker PowerConf S3 A3302011 (ブラック)
A3302031 (ネイビー)
2023年4月1日〜2024年3月15日

上記に当てはまる製品を持っている場合には、オンライン受付フォームよりシリアルナンバーを入力し、回収対象と判別されると回収・交換をしてもらうことができる。シリアルナンバーはいずれも製品の本体底面のシールに記載されている。

シリアルナンバーの記載場所

アンカー・ジャパンによると、本件は同社が委託するセル製造サプライヤー (二次取引先) の製造過程において、本来廃棄されるべきバッテリーセルの再組立が現場側の判断により実施されたことが判明。本再組立が手作業で行われたことにより、一部のバッテリーセルにおいて内部短絡が起こりうる状況が発生し、そのまま出荷がなされたという。

対象ロットについては、すでに現時点で新規出荷および販売を停止。対象製品と製造期間の特定は完了しており、今後は本原因による対象製品の拡大はないとしている。

また、本件に関するセル製造サプライヤーの特定、取引は既に終了しているとのことだが、今後はすべての関連サプライヤーに対してバッテリー製造に関わる追跡連携システムを改善し、製造から出荷までの工程を一元管理することで、リスクの検知を徹底していくとのこと。

もし対象製品を持っている場合は、こちらのオンライン受付フォームから回収・交換の手続きを実施していただきたい。

(画像:アンカー・ジャパン)

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