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Anker Innovationsが深圳証券取引所 「創業板(ChiNext)」 でIPO。約420億円を調達

2020年8月24日、Ankerグループ本社 「Anker Innovations」 は、中国深圳証券取引所 「創業板(ChiNext)」 への新規上場を果たした。

今回の新規上場でAnker Innovationsは4,100万株を発行、約420億円の資金調達を行う。証券コードは300866.SZ、発行済株式総数は4億642万7207株となった。

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「Anker Innovations」 が創業板に新規上場

調達された資金は、主にAnkerのコア技術や製品、ソフトウェアの研究開発や、その中心となる施設の増強や運用に投じられる予定。世界中のユーザーの生活をよりスマート&快適にサポートする体制強化を行なっていく。

Anker Innovationsは2011年に創業し、今年で10期目を迎える。創業当初より、時代に先駆けD2C (Direct to Consumer) モデルを採用するとともに、ユーザーの声に基づいた製品開発・改良を行うソフトウェア的発想のものづくりを実践し、昨年にはグループ全体で売上約1,050億円を達成した。

モバイルバッテリーやUSB急速充電器等のチャージング製品からスタートした事業は 「Empowering Smarter Lives」 をミッションに、この10年でオーディオ製品、ロボット掃除機・モバイルプロジェクター等のスマートホーム関連製品、IoT製品へと広がった。現在、Ankerグループ製品は米国・日本・欧州を中心に世界100ヶ国以上、のべ7,300万人以上のユーザーに使用されている。

創業板(ChiNext)は新興企業銘柄を取扱う中国市場。市場は本日24日にIPO登録制を導入したばかりで、同日にAnker Innovations含めた18社が同方式による新規上場を果たした。値幅制限をなくす制度緩和のおかげで、創業板ChiNextの銘柄は大きく値上がりしている。