現地時間7月28日、米Amazonは同社オンラインストレージ 「Amazon Drive」 を2023年12月31日をもって提供終了すると発表した。
提供終了は、米国の利用者向けに送信されたメールで発表されている。2023年1月末より新規アップロードができなくなり、2023年12月31日からはアップロードしたデータへのアクセスができなくなるという。
今後のスケジュール
- 2022年10月31日:Amazon DriveアプリがApp Store/Google Playから削除
- 2023年1月31日:Amazon Driveへのファイルアップロードができなくなる
- 2023年12月31日:Amazon Drive内のファイルの表示/ダウンロードができなくなる
日本のユーザー向けにはメールは送信されていないものの、Amazonは全世界のユーザーに影響すると説明していることから、日本でもサービスが終了することが予想される。
関連リンク:Amazon.com: FAQ: Deprecation of Amazon Drive
Amazon Driveは、2011年3月に提供がはじまったオンラインストレージサービス。日本では2012年11月にサービスが開始され、5GBの無料ストレージのほか、有料で100GB〜30TBまで有料ストレージを追加することもできた。
写真を無制限にアップロードできるAmazon Photosについては今後もサービスが継続される。今回のAmazon Driveの終了の理由として、このAmazon Photosへのサービスへリソースを集中するためと説明している。
(画像:Amazon)