11月25日、アマゾンジャパンは今年のホリデーシーズンに向けて、配送体制の大幅強化を行なったことを発表した。
以前発表されたAmazon Hubロッカーの増設に加えて、物流拠点であるフィルメントセンター (FC) の面積を前年比10%増にあたる約40万立方メートルに拡大。 2021年9月には東京都青梅市に、同年10月には千葉県流山市に、それぞれ新たなFCを開設した。
さらに、東京・千葉・埼玉に5つの配送拠点となるデリバリーステーションを新設し、配送ネットワークを強化。これらの新設によって、Amazonの配送拠点は全国で約30カ所となった。
AmazonのKey for Businessのサービスエリアを10都道府県の800以上の集合住宅に設置するほか、先日発表された東京21区における 「当日便」 配達速度の向上など、さまざまな改良をおこなうことで配送体制を強化している。
Key for Businessは、2021年3月に日本で導入されたマンション内配送システム。オーナーまたは管理会社の承認の上で、配送業者や配送ドライバーが専用アプリでマンションのオートロックを解除できる仕組み。顧客が不在時でも、玄関等への置き配が可能になる。現在、Key for Businessは、10都道府県 (北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県) の800棟以上のマンションで利用可能だという。
今回の配送体制の強化ついて、アマゾンジャパン合同会社アマゾンロジスティクス ディレクターのアヴァニシュ ナライン シング氏は、以下のコメントを発している。
「FCおよび配送ネットワーク全体の強化により、 繁忙期のホリデーシーズンはもちろん、 それ以降も、 お客様が必要とする利便性をご提供し、 シームレスで迅速かつ信頼性の高いサービスで安全に商品をお届けすることで、 お客様をさらに支援いたします。 Amazonは、 配送体制とサービスエリア拡充、 そして販売事業者の皆様を支援すると同時に、 地域社会における直接的・間接的な雇用機会創出に、 引き続き尽力して参ります」
なお、今月26日からアマゾンジャパンは 「Amazon ブラックフライデー」 セールを開催する。今年のホリデーシーズンに向けて大型セールとなっているため、ぜひご参加いただきたい。
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画像提供:アマゾンジャパン