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新型 「Echo Show 8」 が海外発表。処理速度が40%高速に、空間オーディオなどにも対応

現地時間9月20日、米Amazonはスマートディスプレイ 「Echo Show 8」 の新型モデルを来月発売すると発表した。価格は149.99ドル。米国では本日より予約受付が開始される。日本国内での販売時期は未定。

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新型 「Echo Show 8」 が海外発表

「Echo Show 8」 は、Amazonのスマートディスプレイ 「Echo Show」 シリーズの最新モデル。「Echo Show」 シリーズには5.5インチの画面を搭載した 「Echo Show 5」 と、8インチの 「Echo Show 8」 、10.1インチの 「Echo Show 10」 が展開されているが、今回発表されたのは中間の 「Echo Show 8」 の新型モデル。

進化したポイントは、ビデオ通話等で使用するカメラの位置がこれまでの端末右上から上部中央に移動するなどデザインが洗練されたこと。そして、バックグラウンドノイズを最小限に抑えるためアップグレードされたオーディオパイプラインが搭載されるようになった。

内蔵プロセッサもアップデートされたことで動作が40%高速になり、ディスプレイをタッチした際のレスポンスも向上しているという。また、スマートホームハブ機能も内蔵されるようになったことで、ZigBeeで直接スマート家電を操作できるように。

さらに、音質面も向上している。米Amazonデバイス&サービス担当Dave Limp氏によると、同製品を開発するにあたり、Amazonはオーディオチームに対して音質のアップグレードを求めたという。その結果、独自の空間オーディオ処理技術を導入し、より高い没入感が得られるようになったという。

また、空間の音響特性を感知し微調整を行うことで、その部屋で常に最適な音質を実現するルーム・アダプテーション・テクノロジーも搭載された。

「Echo Show 8」 のUIはよりダイナミックなものに変更され、タッチ操作もよりしやすく。ユーザーの位置を把握することで、デバイスから離れるとニュースや時計など表示内容が簡略化されるなどスマートな機能も搭載される。逆に近づくとニュースなどはより詳細に閲覧できるようになる。

米国内において 「Echo Show 8」 は、100%リサイクル可能なパッケージで提供する。なお、Amazonは昨年末、自社のEcho/Fire TV/Ringデバイスが2025年に消費するであろう電力量を、新しい風力発電所と太陽光発電所で契約している。

(画像:Amazon)