Dell Technologiesは、同社ゲーミングPCブランド ｢Alienware｣ の新製品としてゲーミングノートPC ｢Alienware Area-51 Laptops｣ をグローバルで発売すると発表した。
｢Area-51｣ は、かつて ｢Alienware｣ が展開したハイエンドゲーミングPCシリーズ。2008年に登場したおにぎり型のゲーミングPC ｢Alienware M9750 Area 51｣ から始まり、2016年にはCPU・GPUの換装に対応した ｢Alienware Area-51m R2｣ が登場、そして2019年にはデスクトップ級の性能をゲーミングノートに詰め込んだ ｢Alienware Area-51m｣ が登場していた。
しかし、その後新製品が投入されていなかったことから、今回の新型モデル ｢Alienware Area-51 Laptops｣ の登場は ｢Area-51｣ シリーズの実質的な復活を意味する。ちなみに、ラップトップモデルだけでなくデスクトップモデル ｢Alienware Area-51 Desktop｣ も同時に発表されている。
｢Area-51｣ シリーズが実質的復活。ゲーミングノート ｢Alienware Area-51 Laptops｣ が発表
｢Alienware Area-51 Laptops｣ には、16インチモデル ｢Alienware 16 Area-51 Laptop｣ と18インチモデル ｢Alienware 18 Area-51 Laptop｣ の2ラインが用意されており、どちらにも最新のIntel Core UltraプロセッサとNVIDIA GeForce RTXグラフィックスを搭載し、圧倒的なゲーミング性能を提供する。
｢Alienware 16 Area-51 Laptop｣ には、16.0インチ (解像度2560×1600ピクセル、リフレッシュレート240Hz、画面輝度500ニト) の液晶を搭載。｢Alienware 18 Area-51 Laptops｣ には、18.0インチ (解像度2560×1600ピクセル、リフレッシュレート300Hz、画面輝度500ニト) の液晶を搭載する。
CPUは、Intel Core Ultra 7 (255HX)あるいはIntel Core Ultra 9 (275HX)を搭載。GPUは、Nvidia GeForce RTX5000 Laptopシリーズを採用する。そして新設計の冷却アーキテクチャを利用することで、エアフローが最大37％向上し、静音性も15％向上しているという。
メモリ容量は16GB／32GB／64GB、ストレージは1TB／2TB／4TB／8TB／12TBを搭載。内蔵スピーカーはクアッド仕様で、Dolby Vision・Dolby Atmosによる高品質の空間オーディオが利用できる。
インターフェースは、USB 3.2 Gen 1 (Type-A) x2口、USB 3.2 Gen 1 (Type-A) x1口、Thunderbolt 5 x最大2口、HDMI 2.1、3.5mmヘッドホンジャック、SDカードスロット、RJ-45 (2.5Gigabit ※16インチモデルのみ)が搭載される。
インカメラには200万画素／800万画素カメラが搭載。通信はWi-Fi 7およびBluetooth v5.4をサポートする。バッテリー容量は96Wh、付属の280WアダプタあるいはGaN使用の360W電源アダプタで急速充電が可能だ。
｢Alienware Area-51 Laptops｣ は、スペック・コネクティビティなどあらゆる面でハイスペックであることから価格が気になるところだが、エントリースペックモデルで約1,999ドル、RTX5000 Laptopを搭載したモデルで約3,199ドルとのこと。少なくとも今四半期で最強レベルの性能であることは間違いナシとみられるため、ハイエンドなゲーミングPCを求めている方には良い選択肢になりそうだ。
発売時期は2025年第1四半期の後半を予定、エントリー構成を含めた一部構成は後日発売する予定だ。なお、日本国内における発売時期は未定となっている。
(画像提供：Dell Technologies)
