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Appleの紛失防止タグ 「AirTag」 、CR2032のコイン電池で動作か ユーザーの手でいつでも交換可能

Appleが開発中の紛失防止タグ 「AirTag」 は、ユーザーの手で内蔵電池を交換することができる仕様であると噂されているが、使用されるコイン電池は一般的に販売されているものであることが分かった。

現地時間3月9日、米Apple系メディアMacRumorsが独自で入手した情報として伝えている。

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AirTagの内蔵電池は 「CR2032」 か

MacRumorsによれば、「AirTag」 に内蔵される電池は 「CR2032」 というコイン電池で、(現在開発段階にあるプロトタイプにおける話ではあるが) 背面にあるカバーを外すことでユーザー自身の手で電池を交換することが可能だという。

背面カバーは半時計周りに捻ることで開けることができ、コイン電池の+の面を上にして挿入するという。

ユーザー自身の手でコイン電池が交換できるということは、バッテリーが切れて買い直したり、Apple Storeに持ち込んでバッテリーを交換してもらう必要はないということ。

CR2032はコンビニや家電量販店、100円ショップなどで購入することが可能。1個〜2個で100円程度がほとんどなので、年間の維持費はかなり安く済みそうだ。

以前にはApple Watchのような磁気充電による方式を採用する可能性があるとも報じられていたが、今回のMacRumorsの情報はそれを否定した形となる。ただし、今回の情報はあくまでもプロトタイプによるものであるため、実際の製品では磁気充電による方式が採用される可能性がある点に注意が必要だ。

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「AirTag」 とは?

改めて 「AirTag」 とはどんな製品かおさらいしておこう。本製品は紛失防止タグで、財布やカバンなど大事なものにくくりつけておくことで紛失や盗難を防止できる便利アイテム。紛失防止タグといえばTileやMAMORIOといった製品が既に存在するが、AirTagはそれと似た製品になると予想される。

噂ではiPhoneの 「探す」 アプリを使って、AirTagを探すことが可能。「Tile」 のように音を鳴らしてアイテムの位置を見つけることができるとされているが、その他の手段としてiPhoneのARカメラを使った目視によるアイテムの位置を探す機能も用意されると言われている。また、紛失したとしてもAirTagの通信範囲に出入りすると自動でiPhoneに通知が届くなどの仕組みも用意されていたりするようだ。

また、AirTagは完全防水設計になっており、誤って水中に落としてしまっても故障する心配はなさそう。ただユーザーの手で開けられる背面カバーが存在するにもかかわらず、”完全防水仕様” であるというのはやや矛盾する話にも聞こえなくない。このあたりの真偽は、もっと多くの情報が必要だろう。ちなみに発売は2020年秋と予想されているが、現時点ではその確たる証拠はない。

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