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AirPods Studioは左右どちらの向きでも装着可能 着脱を検知、音楽の自動再生に対応か 〜カスタムイコライザー機能も

Appleの純正オーバーイヤーヘッドホン 「AirPods Studio (仮称)」 には、AirPodsと同様に身体に装着したことを認識する機能が搭載されている可能性があることがわかった。現地時間5月11日、Apple系海外メディア9to5Macが独占情報として、AirPods Studioの特徴を伝えた。

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センサーでヘッドホン着脱を検知し、左右どちらの向きでも装着可能

9to5MacはAppleの情報に精通している人物からの話として 「AirPods Studio」 に関する情報を伝えた。

まずはAirPods Studioに実装されている機能についてだが、同ヘッドホンには頭部に装着したことを認識するセンサーが搭載されており、頭に装着することで自動的に音楽を再生することが可能であるとのこと。さらにヘッドホンは頭から外して首からぶら下げることが可能だが、その際は自動的に音楽が停止する。イメージとしてはAirPodsを耳から外した時の挙動と似ているのかもしれない。

さらにAirPods Studioは左右を気にすることなく装着できるとのこと。内蔵されているセンサーが左・右それぞれの耳を認識し、自動的に左右の音を切り替えて再生することが可能だという。つまり、一般的なヘッドホンは左右が固定されているが、AirPods Studioの場合は左・右を気にすることなく、どちらの向きでも装着できることになる。

9to5Macによれば、AirPods StudioにはAirPods Proと同じくアクティブノイズキャンセル機能が搭載され、さらに外の音をマイクで取り込む 「外部音取り込みモード」 も導入される予定。ユーザーはこの2つのモードを適宜切り替えることで、外の音を遮断したり、あえて遮断せずに音楽を聴いたりすることができるという。

AirPods Proではノイズキャンセル機能はコントロールセンターや設定アプリから変更することが可能。さらにAirPodsの枝の部分を長押しすることで変更できるため、AirPods Studioでも似たような操作ができるものと予想される。

ちなみにAirPods Studioはプロユーザーをターゲットにした商品であることから、カスタムイコライザー機能が導入される可能性があるようだ。低音域・中音域・高音域の各音域の調整ができるようになっているとのことだ。

気になるAirPods Studioの発売時期だが、2020年中に発売すると報じられているものの、その具体的な時期については各アナリスト・リーカーの中で意見が割れている。著名リーカーJon Prosser氏は近いうちに発売すると伝えている一方で、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏は2020年後半の発売を予想している。9to5Macは複数の情報ソースは2020年後半の発売を伝えているとしているが、前述のJon Prosser氏の直前のリーク情報の的中率は恐ろしいほど正確であることを考慮すると、近いうちに発売するという話はあながち間違っているとは言えないのではないだろうか。

ちなみに、Bloombergの報道によればAirPods Studioはモジュラー設計になっていて、磁気でくっつくパーツを自由に入れ替えることができるという。この”パーツ”は少なくとも2種類が用意されていることから、ユーザーの気分や好みに合わせて適宜デザインを変えることができるのかもしれない。このモジュラー設計に関しては9to5MacもリークされたiOS 14のベータから証拠を発見しているとのことだ。

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