Appleの完全ワイヤレスイヤホン 「AirPods Pro」 が極めて好調だ。昨年10月の発売以降、品薄がつづき生産が一向に追いつく気配のない同製品にエントリーモデルが登場する可能性が出てきた。今月11日、台湾メディアDigiTimesが 「AirPods Pro Lite」 をAppleが開発しているとし、17日にその発売時期に関する情報を伝えた。
AirPods Pro Liteが2020年Q3以降に発売か
DigiTimesによると、Appleは 「AirPods Pro」 のエントリーモデル 「AirPods Pro Lite」 を開発中であるとのこと。生産開始時期や発売時期については現時点では未定ながら、業界筋の人間からの情報によれば2020年第2四半期まで生産が開始されることはないとのこと。
もしこの情報が事実であれば、AirPods Pro Liteは2020年第3四半期以降(2020年9月以降)に生産が開始されることになる。つまり、発売はさらにその先。少なくとも2020年の前半に発売することはなさそうだ。
ただ気になるのは、AirPods Pro Liteは一体どのようなイヤホンなのかということ。”Pro” の名称が付けられていることから、現行のAirPods(第2世代)よりは性能が高い可能性があるが、あくまでエントリーモデルであるということからAirPods Proよりは性能は低め。つまり、AirPods Pro LiteはAirPods(第2世代)とAirPods Proの間くらいの性能になる可能性が高い。
一部のユーザーからは、AirPods Pro LiteはAirPods(第3世代)のことを指しているのではないかという指摘もあるが、それも合っているのか現時点ではわかっていない。ただし、少なくともAppleがAirPodsの次世代モデルを開発していても何ら不思議はないだろう。
とはいえひとつ重要な点として伝えておかねばいけないのは、この情報を伝えた台湾メディアDigiTimesの情報の精度は割と低いため鵜呑みにしてはいけないということ。過去にも多数の予測を乱発してはほぼ全てを尽く外したことのある同メディア。サプライヤー情報を伝えてくれる数少ないメディアの一つではあるものの、今回のAirPods Pro Liteの情報が本当である保証はないため、あくまで噂程度に捉えておいた方がいいかもしれない。
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