今月23日に発売したAirPods Pro (第2世代) は、AirPodsシリーズではじめてバッテリーケースにストラップループが搭載された。
このストラップループが搭載されたおかげで、AirPods Proをストラップでカバンに括り付けたり、好きなキーホルダーをつけて紛失を防止できるようになったわけだが、このストラップループは 「探す」 機能の精度を上げるための工夫だったのかもしれない。
産業用のX線CTプラットフォームを提供するLumafieldが、AirPods Pro(第2世代)をCTスキャンしてみたところ、このストラップループがロジックボードに接続されているLightningコネクタと内部的に繋がっていることが判明したとのこと。
この構造が、U1チップの電波を飛ばすためのアンテナとして役立っている可能性があるとし、「探す」 機能の検出精度をより高めるための部品を兼ねている可能性があると伝えている。
これが事実なのかどうかは不明だが、U1チップによるAirPods Pro (第2世代) の検出精度はとても高く、紛失した際にもしっかりと見つけられるように作られていることが筆者の検証でも明らかになっている。ストラップホールが突然搭載されるようになったのも、こういった理由があったのかもしれない。
(via MacRumors)
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(画像:Lumafield)