Appleは2022年に新型AirPods Proを投入する計画と報じられている。新型AirPods Proの詳細についてはまだわかっていない部分が多いが、Ming-Chi Kuo氏によれば、ロスレスオーディオをサポートするなど次世代モデルらしい変化があるとのことだ。
この情報を伝えたMing-Chi Kuo氏は、TF International Securitiesの著名アナリストで、Appleの未発表製品に関してこれまで数々の予想を当ててきた人物。彼は投資家向けレポートの中で新型AirPods Proに関する情報を伝えている。
次期AirPods Pro、新デザイン採用&ロスレスオーディオをサポートか
Kuo氏によれば、新型AirPods Proはイヤホンの形状が変化するほか、ロスレス音源 (Apple Lossless /ALAC) をサポートする。バッテリーケースには、紛失防止のための音を発する機能が搭載されるとのこと。さらに、ユーザーの健康状態を測定する新たなセンサーが搭載される可能性があるというが、それがAirPods Pro(第2世代)で実現するかは不明のようだ。
最大の注目はロスレスオーディオのサポートだろうか。現行モデルのAirPods ProはBluetoothのコーデックの関係でロスレスオーディオの再生ができない。これを改善するにはBluetoothに新しいコーデックを採用したり、Bluetooth以外を活用するなどの変更を加える必要があるわけだが、Appleはどのようにロスレスオーディオをサポートするのだろうか。
Kuo氏によれば、次世代AirPods Proは2022年第4四半期(10月~12月)に投入されるとのこと。まだ少し先になる可能性があるようだが、Kuo氏とは異なる情報源からは第3四半期の発売を予想する声もあり、具体的な登場時期についてはまだ明らかにはなっていない。
(via 9to5Mac)
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