新型AirPods Proはロスレスオーディオをサポートか。AirPods Maxよりも音の再現性が高く?

Appleは2022年後半に、新型AirPods Proを発売すると噂されているが、著名アナリストによると同製品はロスレスオーディオをサポートする可能性があるとのことだ。

この情報は、現地時間1月24日にTF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向けレポートの中で言及したものになる。

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新型AirPods Pro、ロスレスオーディオをサポート?

Kuo氏によれば、新型AirPods Proは2022年後半に発売予定で、ALAC(Apple Lossless Audio Codec)をサポートすることでApple Musicをロスレス品質で楽しむことができるようになるとのこと。実現すれば、AirPods Proにおける音質は向上することになる。

Appleは同社音楽配信サービス 「Apple Music」 において、ハイレゾ・ロスレスオーディオサービスを提供している。しかし、Bluetoothで接続するAirPodsやAirPods Maxはいずれもロスレスオーディオに対応したコーデックが利用できないため、ロスレス級の音質で音楽を試聴することができない。

Kuo氏はどのようにしてロスレスオーディオを実現するのかについては言及していないが、以前の噂としてAirPlay (Wi-Fi) を使用しロスレスオーディオの再生を実現する可能性が指摘されている。Wi-Fiを利用するとなるとバッテリー持ちなどいくらか問題もある気がするが、もしこれらの噂が事実なのであれば、AirPods Pro(第2世代)はAirPods Maxよりも原音に忠実な 「音の再現」 が可能になるかもしれない (もちろんドライバの大きさなどハード面の違いがあることから、AirPods Maxの音質を超えることはできないだろうが)。

また、もしAirPods Proがロスレスオーディオをサポートするのであれば、いずれAirPods Maxや無印のAirPodsにもロスレスオーディオのサポートが追加される可能性が高い。

新型AirPods ProはBeats Fit Proに似たステム (軸) が短い新しいデザインが採用されるほか、ユーザーの健康状態を測定する新たなセンサーが搭載されるとの噂。また、フィットネス用として新たなトラッキング機能が搭載されるという。バッテリーケースには、紛失防止のための音を発する機能が搭載されるという情報もある。発売は2022年秋が予想されている。

(via MacRumors)

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