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USB-Cコネクタを搭載したAirPods Proが2023年第2四半期〜第3四半期に登場か。iOS 16.4 RCが噂を加速

「AirPods Pro (第2世代)」 のバッテリーケースに搭載されるコネクタが、近くLightningからUSB-Cに変更されることになるかもしれない。

同製品の新たな型番 「A3048」 「A2968」 が、今月22日に開発者向けに配信された 「iOS 16.4 RC」 から見つかったことが今回の話題の発端だ。

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AirPods Pro バッテリーケースのコネクタがUSB-Cに?

これについて、Apple製品の予測で有名なTF International SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は、自身のTwitterアカウントを通じて、「搭載コネクタがLightningからUSB-Cに変更されたAirPods Pro(第2世代)が発売予定2023年第2四半期〜第3四半期に大量出荷が予想されている。」 と伝えた。

現行最新モデルのAirPods Pro (第2世代) は、2022年9月に発売したばかり。つまり、仮に搭載コネクタが変更されたとしても新たな機能は搭載されない可能性が高い。

しかし、出荷時期が2023年第2四半期以降になるということは次期iPhoneと関係がありそうだ。EU圏内のすべてのスマートフォンの搭載コネクタをUSB-Cに変更することを義務付ける法律を2024年より施行するが、Appleはそれにあわせて、次期iPhoneである 「iPhone 15」 シリーズの搭載コネクタを、LightningからUSB-Cに変更する見通しとなっている。そしてこれにあわせるかたちで、AirPods ProのコネクタをUSB-Cに計画する狙いがあるのかもしれない。

AirPods ProにUSB-Cが搭載されることになるのであれば、少なくとも、iPhoneはUSB-C、AirPods ProはLightningのようにコネクタが混在し、利便性が損なわれるという事態は回避できるだろう。

また、せっかくならiPhoneのバッテリーを利用してAirPods Proを充電できるようになれば便利になりそうなところだが、iPhoneのバッテリーをなんらかのデバイスで吸い取ることを一度も許可していないAppleが、搭載コネクタをUSB-Cに変えたからといってそれを解禁することはないかもしれない。

なお、Ming-Chi Kuo氏は今回のツイート内で、AirPods ProはUSB-Cコネクタを搭載したモデルが投入されるものの、一方でAirPods (第2/3世代)はLightningからUSB-Cに変更される計画は “現時点ではない” と伝えている。Appleは各種アクセサリの搭載コネクタを一斉に変えるのではなく、徐々にアップデートする計画なのかもしれない。

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