昨日、MacのARMベース化計画がWWDCで発表されることを伝えた著名アナリストMing-Chi Kuoが、今後はAirPodsに関する予測を発表している。
Ming-Chi Kuo氏は現地時間22日に公開した投資家向けレポートにおいて、AirPods(第3世代)が2021年前半に登場することを伝えた。
AirPods Proに似たデザインを採用したAirPods(第3世代)が2021年前半に登場
AirPodsシリーズはAppleが販売する完全ワイヤレスイヤホン。現在はハイエンドモデルのAirPods Pro、そしてエントリーモデルのAirPodsの2つのラインナップで販売されている。Kuo氏が今回言及しているのはこのエントリーモデルの方だ。
Kuo氏によれば、次期AirPodsことAirPods(第3世代)はフォームファクターを一新し、AirPods Proと似たデザインを採用するとのこと。
詳しい仕様についてKuo氏は言及していないが、AirPods Proと似ているということは、AirPods Proの特徴の一部を引き継ぐ可能性があるということ。たとえばカナル型に近いイヤーチップや ”枝” の部分に内蔵された感圧センサーなど。ただしAirPods Proとの差別化を維持するため、AirPods(第3世代)にはノイズキャンセル機能など一部の機能が搭載されない可能性があるだろう。
AirPods(第3世代)については数々のリーカーやアナリストたちが言及してきた。まずは今回情報を伝えたKuo氏は当初2019年末〜2020年初頭としていたが、のちに2021年前半の予測に変更していた。
さらにWedbushのアナリストDaniel Ives氏は2019年末に発売とし、台湾メディアDigiTimesは2020年後半もしくは2021年に発売すると今年4月に報じていた。
これらの予想から、少なくともAirPodsの後継モデルが登場するのはまだ先となるようだ。
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[ via 9to5Mac ]