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「AirPods Max 2」日本でワイヤレス接続時の低遅延オーディオ対応せず。「電波規制」の壁に阻まれた形

Apple Japanは3月19日、同月16日に発表したワイヤレスヘッドホン「AirPods Max 2」に搭載予定の新機能「ワイヤレスオーディオのレイテンシーを減少する機能」について、日本国内では利用できないことを明らかにした。

同社は、一部報道関係者向けにアナウンスを行うとともに、本製品の発表時に公開したプレスリリースに追記した。

電波の規制により、日本ではワイヤレスオーディオのレイテンシーの減少には対応していません。

本機能は、Bluetoothでワイヤレス接続している際に、オーディオの伝送遅延を従来モデルよりも少なくするというもの。特にゲームシーン、リズムゲームやFPSといったタイミングや反応速度を重視する作品において重要なポイントとなる。

この機能が利用できない背景には、日本の電波利用を規定する「電波法」があるとみられる。電波は、Wi-FiやBluetooth、携帯通信、放送、さらには航空・救急無線など幅広い用途で使われており、混信や干渉を防ぐため厳格なルールが設けられている。

今回の低遅延機能の具体的な実装や、どの点が規制に抵触するのかは明らかにされていないため詳細は不明。ただ、これは筆者の憶測だが、本機能が抵触するのは日本の法規制ということもあり、日本と同様に規制に抵触する可能性がない国・地域で利用する場合においては、本機能を利用できる可能性はありそうだ。

なお、「オーディオのレイテンシーの低減」についてはUSB-Cケーブルを使用した有線接続環境であれば、AirPods Max (USB-C) と同様に利用することが可能。リズムゲームやFPSタイトルをプレイするならば、引き続き有線での接続が一番良さそうだ。

▼ 初代モデルからの主な進化点

  • H2チップ搭載により音響処理能力が大幅向上
  • ANC性能が最大約1.5倍に強化
  • 外部音取り込みの自然さを改善
  • 適応型オーディオ、会話感知、声の分離などの知能機能を搭載
  • 新アンプにより音質を向上、空間オーディオの定位精度も改善
  • USB-C有線接続で24bit/48kHzのロスレス再生に対応
  • ライブ翻訳やジェスチャー操作などAI機能を追加
  • スタジオ品質の音声録音に対応
  • iPhone/iPadのカメラ遠隔操作機能を搭載

ちなみに、改めてまとめると「AirPods Max 2」と「AirPods Max (初代)」の違いは上記のとおりとなる。3月25日に予約を開始し、4月上旬に発売予定。価格は89,800円(税込)だ。

関連リンク

▶︎ Apple公式サイトで「AirPods Max 2」を購入する

(画像:Apple)