AirPods Max、ロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオに対応。USB-Cコネクタ搭載モデルで利用可能に

Appleは、来月配信予定のソフトウェアアップデートにより、AirPods Maxにロスレスオーディオおよび超低レイテンシーのオーディオを導入すると発表した。

本アップデートにより、音楽制作、映画鑑賞、ゲームプレイのすべてにおいて高音質・低遅延のパフォーマンスが実現する。特に、ミュージシャンにとっては、ヘッドトラッキングを活用したパーソナライズされた空間オーディオを活かし、制作からミキシングまでを一貫して行える唯一のヘッドフォンとなる。

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来月配信のアップデートでAirPods Maxにロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオが導入

今回のアップデートでは、AirPods Maxが24ビット/48kHzのロスレスオーディオに対応。録音時の音質を損なうことなく、アーティストが意図した通りのサウンドをリスナーに届けられるように。さらに、ロスレスオーディオはパーソナライズされた空間オーディオにも拡張され、非圧縮かつ臨場感あふれるオーディオ体験を提供。Apple Musicの楽曲は、これまで以上にリアルなサウンドで楽しめる。

特に音楽クリエイターにとって、今回のアップデートは大きな意味を持つだろう。USB-Cケーブルを介することで、AirPods Maxはロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオを実現し、Logic Proをはじめとする音楽制作アプリとの連携を強化。録音からミキシングまで、高い忠実度を維持したままシームレスな制作環境を提供する。ヘッドトラッキングによるパーソナライズされた空間オーディオを活用することで、これまでにない立体的なミックス作業が可能になり、まさに「制作のためのヘッドフォン」としての進化を遂げることとなる。

本アップデートの恩恵は、音楽制作にとどまらない。ゲーマーやライブ配信者にとっても、超低レイテンシーのオーディオは大きな魅力となる。Mac、iPad、iPhoneの内蔵スピーカーと同等の低遅延を実現し、ゲームプレイやライブ配信時の音声のタイムラグを大幅に削減。これにより、ゲームの没入感が向上するだろう。

上記機能は、4月に配信予定の無料アップデート (iOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4) を適用することで利用できるようになる。ただし、対象デバイスはUSB-Cに対応したAirPods Maxとなり、Lightningコネクタを搭載したAirPods Maxでは利用できないので注意いただきたい。

ちなみに、今回の発表に伴い、本日から 「USB-C – 3.5mmオーディオケーブル」 が6,480円(税込)で提供される。

▶︎ Apple公式サイトで 「AirPods Max」 を購入する

(画像:Apple)

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