
Appleは3月25日、オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドフォンの新モデル「AirPods Max 2」の予約受付を日本国内で開始した。価格は89,800円(税込)で、発売は4月初旬を予定している。
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本モデルは、同社のヘッドフォンラインにおける最上位モデル。外観こそ初代を踏襲するものの、内部設計は大きく刷新されており、新たにH2チップを搭載したことで、ノイズキャンセリング性能や音質、各種インテリジェンス機能が大幅に強化されている。
最大の進化点は、H2チップとコンピュテーショナルオーディオの組み合わせによるアクティブノイズキャンセリング(ANC)の強化だ。従来モデル比で最大約1.5倍に向上し、飛行機のエンジン音や通勤時の騒音といった低周波ノイズの遮断性能が大きく改善されている。
また、「適応型オーディオ」や「会話感知」、「声を分離」といった機能も搭載。周囲環境に応じた自動制御や通話品質の向上など、日常利用における利便性も引き上げられている。
音質面では新しいハイダイナミックレンジアンプを採用し、低音の安定感や中高音の自然さを強化。空間オーディオの精度も向上し、より立体的で没入感の高いリスニング体験を実現する。
付属のUSB-Cケーブルを用いた有線接続では、24ビット/48kHzのロスレスオーディオ再生に対応。「スタジオ品質の音声録音」や「カメラリモート」機能も新たに追加され、リスニングデバイスにとどまらない拡張性を備えている。
一方で注意点もある。海外ではワイヤレス接続時の低遅延オーディオ対応がアピールされているが、日本国内モデルではこの機能が利用できない。
これは電波法に基づく技術基準(いわゆる電波規制)により、該当する通信方式が認可されていないためとみられる。結果として、日本では従来どおり、低遅延を重視する用途ではUSB-Cによる有線接続が前提となる。
AI機能としては、対面会話をサポートする「ライブ翻訳」に対応。異なる言語間でのコミュニケーションを支援する。
さらに、Siriの通知に対して首の動きで応答するジェスチャー操作(うなずき/首振り)といった新しいインターフェースも導入されている。
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(画像:Apple)

