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iFixit、AirPods(第2世代)の分解レポートを公開 バッテリーケースの回路基板に撥水コーティング

3月29日、Apple製品などの分解レポートで知られているiFixitが先日発売したばかりの新型AirPodsを分解。レポート記事を公開している。

iFixitの分解レポートによると、新型AirPodsは初代AirPodsと同じく93mWhのバッテリーが搭載されていることが明らかになった。Hey Siriに対応したことでバッテリー消費が多くなってもおかしくないところなのだが、実際AirPodsは前モデルからバッテリー持ちが変わっていない。これは、AirPodsに搭載されているチップの消費電力が抑えられたことが影響しているとみられる。

そして気になるのは、バッテリーケース内部に内蔵されている回路基板に撥水コーティングが行われているということ。Appleはこれについて特に言及していなかったため、AirPodsの防水性能については前モデルから変更はないものとみられていた。しかしこの撥水コーティングのおかげで、新型AirPodsのバッテリーケースはもしかすると防水性能が向上しているのかもしれない。とはいえ、バッテリーケース内の他の箇所やAirPods本体の防水性能は特に変更はなさそうなため期待は禁物だ。

ちなみに、iFixitは分解レポートの最後で製品の修理のしやすさを示すリペアスコアを公開するのが恒例だが、今回のAirPodsは修理不可を示す 「ゼロ点」 と評価した。前モデルも同じスコアだったため一切驚くことはないのだが、もし故障してしまったとしても我々ユーザーの手で修理することは不可能であるということを知っておこう。

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