ワイヤレス充電とHey Siriに対応した新型 「AirPods」 が、まもなく発売の時を迎えるかもしれない。
Bluetooth規格を策定する団体 「Bluetooth Special Interest Group (Bluetooth SIG)」の認証プロセスに、新型AirPodsとみられるデバイスが登録されていることが明らかになった。
新型 「AirPods」 がBluetooth SIGの認証プロセスに登録
新たに登録されたのは 「A2031」 と 「A2032」 というふたつのモデルナンバー。製品名は「AirPods」となっているが、初代AirPodsのモデルナンバーが 「A1722」 と 「A1523」 だったことから、これらはAirPodsの新型モデルである可能性が高い。
モデルナンバーがふたつある理由は、AirPodsは左右のイヤホンがケーブルで繋がれていない独立したワイヤレスデバイスであるため。左耳用が 「A2031」 で、右耳用が 「A2032」 で、それぞれにモデルナンバーが割り振られているものとみられる。
ちなみに、AirPodsの充電ケースはBluetoothの電波を飛ばす製品ではないため、Bluetooth SIGの認証を受ける必要はない。
Bluetoothのバージョンは5.0。データベースに登録されたのは11月1日とかなり最近だ。
新型AirPodsはHey Siriとワイヤレス充電に対応か
このデバイスが新型AirPodsであると確定したわけではないものの、もしこれが本物であるならば、噂の「Hey Siri」に対応した新型モデルである可能性が高い。
Appleは今年9月に開催した新型iPhone発表イベントの冒頭でオープニングムービーを流したが、その中でAirPodsを装着した女性が「Hey Siri」機能を使用していたことに気づいた方はどれだけいるだろうか。
Appleはこのムービーに対して何のコメントも発していないことから、真相は闇の中ではあるものの、iPhoneなど他デバイスがない中での状況だったため、Appleは「Hey Siri」機能をAirPodsに搭載する計画を進めているのかもしれない、と憶測が飛び交っていた。
また、Appleは昨年9月の段階でワイヤレス充電に対応したAirPods充電ケースを発売するとアナウンスしていたが1年以上経過した今でも販売を開始していない。
もし、HeySiriに対応した新型モデルを登場させるならば同時に、予告通りワイヤレス充電機能に対応した充電ケースを別途発売する可能性が高い。さらに言うと、同時にiPhoneと同時にApple WatchやAirPodsを一緒に充電できるワイヤレス充電器 「AirPower」も、いよいよ発売になるかもしれない。
新型 「AirPods」 がいつ発売するのかは不明だが、初代モデルが「Bluetooth SIG」のデータベースに登場したのは発売から1ヶ月前の2016年11月だった。そして今回も11月にデータベースに登場し、来月は初代モデルの発売からちょうど2年となる12月。もしかすると、新型AirPodsは来月あたりに登場することになるのかも?
[ via MySmartPrice ]