12月1日は 「世界エイズデー」。Appleはこの世界エイズデーに合わせて、Apple Storeの店舗ロゴを赤く染めてエイズ対策を支援する。
もはや毎年恒例となっている同行事だが、今年も同様のキャンペーンが実施されることが明らかになった。これは米CNETのインタビューに応じたGreg Joswiak氏が説明しており、今年も昨年と同様にApple Storeのロゴを赤くするイベントを実施するとのこと。
キャンペーン期間は2018年12月1日から12月7日までの1週間。対象店舗は世界各地にある400店以上で、120以上の店舗はAppleロゴが赤くなり、それ以外の店舗は赤い装飾が施されるという。ちなみに、昨年は「Apple 銀座」や「Apple 表参道」 のAppleロゴが赤くなっていた。
さらに、「Apple Pay」を利用してApple製品を購入した際、1ドルが世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付されるキャンペーンも昨年と同様に実施するという。
また、まだ正式に発表はされていないが、例年通りであればApp Storeでも似たようなキャンペーンが実施され、アプリの売り上げの一部が同基金に寄付されるはずだ。
アフリカのエイズ(HIV)対策として2006年に誕生した(RED)は今年で設立11年目を迎え、これまで約5億ドルの資金を調達した。
設立から同取組みに参加してきたAppleは、同基金に対し総額1億6000万ドル以上を寄付してきた。PRODUCT(RED)と呼ばれる赤い製品をユーザーが購入するごとに、売り上げの一部が同基金に寄付される仕組み。今年の製品で言えば、「iPhone XR」には赤いモデルが存在するが、あれがPRODUCT(RED)モデルに該当する。
昨年の寄付金額は3,000万ドルと過去最大を記録している。これは母親から胎児へのHIV感染を予防するための薬品1億4,400万日に相当する額だった。