モバイル版Lightroom、デバイス内の写真を読み込み不要で編集可能に。編集プロセスを動画化する編集リプレイ機能も追加
▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから！
6月13日、アドビは写真編集アプリ ｢Lightroom｣ の最新アップデートの配信を開始した。
今回のアップデートでは、モバイル版アプリでの編集・共有が簡単になる2つのアップデートが追加されたほか、Mac／PC版やweb版にも複数のアップデートが追加されている。
モバイル版アプリでデバイス内の写真を直接編集可能に
モバイル版アプリの下部メニューに、新たに ｢デバイス｣ という項目が追加。この項目からデバイス内の写真アプリに保存されている写真を直接参照し、タップすることですぐに編集を始めることができるようになった。
従来まで、スマートフォンなどのデバイスで撮影した写真をモバイル版Lightroomで編集するには ｢読み込み｣ 作業が必要だったが、今回のアップデートによりこの手順が不要に。写真の撮影から編集まですぐに取り掛かることができるようになったことで、作業時間の短縮が見込める。
ちなみに、この方法で編集して保存した写真はクラウド内に取り込まれ、デスクトップ版などで編集内容を引き継ぐことも可能だ。
モバイル版アプリでの編集プロセスを動画化する ｢編集リプレイ｣ 機能
モバイル版アプリで編集した写真を、編集プロセスと一緒に紹介したい人には、新機能 ｢編集リプレイ｣ 機能が便利。編集前の写真から最終的な編集完了までの編集ステップがわかるビフォー・アフター動画を簡単に作成することができる。
同機能はAndroid版では全言語で、iOS版は英語のみで本日より提供開始される。iOS版は、今後さらに多くの言語での提供を予定しているとのこと。
トーンカーブ補正に ｢彩度調整スライダー｣ が追加
Mac／PC版LightroomやLightroom Classic、CameraRawでトーンカーブを使ってコントラストを補正する際に ｢彩度調整スライダー｣ が利用できるように。
トーンカーブ補正でコントラストの調整をしたものの、彩度に意図しない影響が出てしまったときには、このスライダーによって彩度を微調整することが可能だ。
マスキングで ｢粒状感｣ コントロールが可能に
Mac／PC版LightroomやLightroom Classic、CameraRawのマスキング機能で、｢粒状感｣ コントロールが利用可能に。写真の特定の位置に粒状感を追加することで、写真をより美しく仕上げることができる。
ピンぼけや無地の背景に粒子を追加してクリエイティブな演出をしたり、粒構造のバランスをとることができるほか、レタッチした顔などの部分は粒状感を追加することで、より自然で一貫性のある見た目にすることができる。
これらのアップデートのうち、モバイル版の最新バージョンは、本日6月13日から世界中に段階的に展開され、順次ダウンロードできるようになる予定。Mac／PC版やLightroom Classicの最新バージョンは本日から利用可能だ。
(画像提供：アドビ)
▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから！
Adobe、Adobe Acrobat Reader、Adobe Flash Player、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Adobe Reader X、Adobe Reader XI、Adobe Signは、Adobe Inc. (アドビ社) の米国およびその他の国・地域における商標または登録商標です。
(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)
