4月からの新生活で、新たに「MacBook Air」の購入を考えているなら早めに購入した方がいいのかもしれない。Appleは、今後も次々と新型「MacBook」シリーズの発表を続けていくと思われるが、もしかすると将来のラインナップに、「MacBook Air」という製品はなくなるかもしれない。
「MacBook」シリーズは、「MacBook」と「MacBook Pro」の2本立てになる?
以前、12インチ型「MacBook」の詳細な製品情報を、ズバリと言い当てたJack March氏によると、現在販売中の「MacBook Air」は現行モデルで開発は終了し、最終的に「MacBook Pro」と「MacBook」の2本立てのラインナップになると指摘していることをBGRが伝えている。
ちょうど1年前の4月、Appleは「MacBook」シリーズに新たに12インチ「MacBook」を加えた。そのため、Appleが販売している「MacBook」シリーズは、「MacBook Pro」の13/15インチモデルと「MacBook Air」の11/13インチモデル、そして12インチの「MacBook」の5種類となる。
これに「iMac」や「Mac mini」などを加えると、製品数は多すぎる。少しでもApple製品に詳しい人でないと全ラインナップを網羅することは難しいだろう。
近年、Appleの製品数は増加傾向にあり、「iPhone」だけでも3種類、「iPad」に関しても4種類と徐々に複雑化している印象だ。一部では製品ラインナップの複雑さは、Apple製品を購入する人の足枷になっていると指摘されており、最近は、Apple製品のラインナップの縮小が検討されていると報じられているほどだ。
その中で可能性として指摘されているのが、「iPad Air」シリーズと今回の「MacBook Air」シリーズだ。特に「MacBook Air」シリーズに関しては、「MacBook」と競合する部分が大きく、お互いの製品がお互いの顧客層を食い合っていることもあり、廃止される可能性は十分にある。
噂では12インチ「MacBook」シリーズに、サイズ違いの新型が登場する可能性があるようだが、今のところ信ぴょう性の高い情報はほとんど出てきていない。3月のAppleのスペシャルイベントで特に発表がなかったことから、「MacBook」シリーズに関しては、今年の6月頃に開催されるであろう「WWDC 2016」で何かしらの発表があると思われる。
「MacBook Air」が登場した当時、僕はその薄さからかなり興奮したのを覚えている。今では他社からも薄いラップトップが登場していることから優位性がある商品ではないが、廃止となると少し寂しいところ。もし、「MacBook Air」の購入を検討している人がいたら、今のうちに買っておくのもアリなのかもしれない?
ちなみにJack March氏は、「MacBook Pro」に関しては、現行モデルよりもより薄くなった端末になると伝えている。
[ via BGR ]