Fitbit、新型スマートウォッチ 「Versa 2」 発表 バッテリー持ち改良など新機能・改良多数

8月28日、Fitbitは新型スマートウォッチ 「Fitbit Versa 2」 を発表した。先代モデルに比べてバッテリー持ちが改良、さらにAmazon Alexaに対応するなど多数の改良が行われている。

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Versa 2、Apple Watchの強力なライバルに

「Versa 2」 は、初代Versaから性能が向上した新型モデル。製品デザインはほとんど変わらずだが、バッテリー持ちが4日から5日に改良されているほか、処理が高速な次世代プロセッサが搭載された。

また、画面には有機ELディスプレイが搭載されており、以前の液晶ディスプレイから画面描写が綺麗になっているという。画面の大きさもわずかに大きくなったようだ。

Fitbitの新しい睡眠トラッキング機能もサポート。そのほか、音楽配信サービス 「Spotify」 のサポートやNFC経由での支払いにも対応し、スポーツなどアクティビティ用の機能として心拍センサーを搭載、最大50メートルの耐水性能を持つため水泳などで使用することも可能だ。

さらに、「Versa 2」 の特徴としてAmazonの人工音声アシスタント 「Alexa」 が搭載されたことが挙げられる。アレクサに質問することでニュースや天気情報など様々な情報を聞くことが可能になった。一番近いヨガスポットを検索することもできる。

これらの新機能のおかげで、Fitbit Versa 2はApple Watchの強力なライバルとなりそう。前モデルと同様GPSが搭載されていないなど、Apple Watchに劣る部分があるが、代わりにネイティブの睡眠トラッキング機能が搭載されているなどApple Watchに勝る点もある。スマートウォッチ市場で高いシェアを誇るApple Watchだが、そのシェアが少し奪われる結果になってもおかしくはなさそうだ。

「Fitbit Versa 2」 の価格は200ドル、米国では9月15日に発売予定。ちなみに230ドルの特別エディションが用意されており、同時に発表された 「Fitbit Premium」 の3ヶ月トライアルやウーブンバンドやクラシックバンドが付属するという。

Fitbit Premiumは、Fitbitのサブスクリプションサービス。運動・減量方法、カロリー計算など各種ガイダンス・トレーニングを、Fitbitが収集したデータから最適なものを提案するというもの。月額10ドルもしくは年額80ドルで利用できる。

日本での発売時期については現時点では明らかにされていないが、公式サイトでは 「近日発売」 とアナウンスされているため、近いうちに発売することになりそうだ。

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