次期iPhoneのバッテリー容量は最大2割増加か iPhone XSの後継機種にはデュアルSIMトレイが搭載

次期iPhoneのバッテリー容量は増加し、バッテリー持ちが良くなるーー。そんな情報が以前から噂されているが、それは事実なのかもしれない。

台湾メディアDigiTimesによると、Appleは次期iPhoneのフラグシップモデルのバッテリー容量を増やすことを計画しており、従来端末比較で最大20%の増加になるという。もしこれが事実で、消費電力が先代モデルから増えなければ、次期iPhoneはバッテリー持ちが改善する可能性がありそうだ。

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次期iPhoneのバッテリー容量は最大20%増加へ

DigiTimesは次期iPhoneに関する様々な情報を伝えている。まずは画面サイズと製品ラインナップについてだが、次期iPhoneは全部で3モデルが用意される予定だ。

フラグシップモデルはiPhone XS/XS Maxの後継機種。5.8インチ、6.5インチの有機ELディスプレイ、トリプルレンズカメラを搭載する。

そしてエントリーモデルは、iPhone XRの後継モデル。6.1インチの液晶ディスプレイを搭載する予定。端末デザインは先代モデルからほとんど変わらず、3D Touchを廃止する予定だ。

搭載されるプロセッサは、台湾TSMCの製造する7nmプロセスルールで作られたA13チップ。具体的にどれくらい性能が上がるのかは分かっていない。

内蔵するバッテリー容量は、5.8インチモデルが3,200mAh、6.5インチモデルが3,500mAh、6.1インチは3,000mAh。順に、20%、10%、2%、先代モデルから増加することになる。具体的にどのようにバッテリー容量増加を実行するのかは明らかになっていないが、内部設計の見直しによってロジックボードがL字型から長方形に変わり、バッテリー自体も長方形になるという情報を以前他メディアが伝えていた。

さらに、次期iPhoneは双方向のワイヤレス充電に対応する予定であることも伝えている。iPhoneの背面にワイヤレス充電用のコイルが内蔵されているが、これを使ってAirPodsなどを充電することができると報じられている。

そして新情報として、中国で販売されるiPhone XSの後継機種(5.8インチモデル)には、nanoSIMを2枚挿せるデュアルSIMトレイが搭載されるという。現行モデルではiPhone XS Maxおよび iPhone XRのみにこの機能は用意されており、すべてのiPhoneでデュアルnanoSIMを利用することが可能になるとみられる。

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[ via MacRumors ]

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