Appleの動画編集アプリ 「iMovie」 がアップデートで新機能多数追加 80種類の新しいサウンドトラックが利用可能に

現地時間6月11日、Appleは動画編集アプリ 「iMovie」 のアップデートを行い、同アプリに多数の新機能を追加した。

アップデートされたのはiOS版 「iMovie」 とMac版 「iMovie」 。iOS版は11個の新機能や変更が用意されており、Mac版については5個の新機能と変更が存在する。

共通する変更点は、iMovie Theaterでの共有ができなくなったこと。Apple TVなど他デバイスでムービーや予告編を視聴する場合は、iCloud写真にそれらを保存するように案内されている。

また、iOS用iMovieのプロジェクトを読み込むときの互換性が改善されるなど、iOS版とMac版の連携についても修正が行われている。

リリースノートは以下の通り。

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iOS版iMovie (Ver.2.2.7)

  • 新しいグリーン・スクリーン・エフェクトでビデオを変換することにより、グリーンスクリーンやブルースクリーンの前で撮影されたクリップの背景をすばやく削除できます
  • 4ポイントマスクと“強さ”スライダを使って、グリーン・スクリーン・エフェクトを調整できます
  • ムービーの長さに自動調整される80種類の新しいサウンドトラックを、ポップ、チル、センチメンタルなどのジャンルから選べます
  • ロゴやカスタムグラフィックスとして使用するために、透明な背景の静止画像をビデオの上に重ねて追加できます
  • 写真をオーバーレイとして追加して、ピクチャ・イン・ピクチャやスプリットスクリーンのエフェクトを作成できます
  • ピクチャ・イン・ピクチャとスプリットスクリーンのエフェクトを囲む枠線の表示/非表示を切り替えることができます
  • ほかのアプリケーションからiMovieに切り替えたときに、プロジェクトの編集画面にすばやく戻ることができます
  • ClassKitへの対応により、生徒は“スクールワーク” Appを使用してビデオの課題を教師に提出できます
  • iMovie Theaterにビデオがあるユーザの場合、“Theater”ウインドウは“プロジェクト”画面の下にある“•••”メニューからアクセスできるようになりました
  • iMovie Theaterでの共有はできなくなりました。Apple TVなどのほかのデバイスでムービーや予告編を視聴するには、iCloud写真にそれらを保存してください
  • 外部ディスプレイにフルスクリーンでビデオをプレビューすると画面が黒くなることがある問題を解決しました
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Mac版 (Ver.10.1.2)

  • iMovie Theaterでの共有はできなくなりました。Apple TVなどのほかのデバイスでムービーや予告編を視聴するには、iCloud写真にそれらを保存してください
  • iMovie Theaterにビデオがあるユーザの場合、“Theater”ウインドウは“ウインドウ”>“Theaterへ移動”と選択してアクセスできるようになりました
  • 非常に低い解像度で互換性のないメディアファイルを変換するときの品質が改善されます
  • iOS用iMovieのプロジェクトを読み込むときの互換性が改善されます
  • 全体的な安定性が改善されます

ちなみに、今回のアップデートで、iOS版 「iMovie」 の最新版は2.2.7、Mac版 「iMovie」 は10.1.2になる。

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