Apple、iTunesアプリの分割を計画中 macOS 10.15からはMusicとPodcastの2つのアプリが新たに提供か

これまでお世話になってきた 「iTunes」 の機能が次期macOSの 「macOS 10.15」 で分割され、別々のアプリとして提供されることになるかもしれない。

開発者のSteve Troughton-Smith氏(@stroughtonsmith)は、Appleが新たにUIKit(iOSアプリのフレームワーク)ベースの 「Music」 「Podcast」 「Books」 アプリの開発に取り組んでいると伝えている。

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次期macOSでiTunesアプリの提供が終了か

今回の情報に関してSteve Troughton-Smith氏は、現時点では詳しい証拠を伝えることができないと発言しているが、内容にはかなり自信があるという。

もしこの情報が正しいのであれば、音楽を聴く場合は 「Music」 アプリ、Podcastを聴く場合は 「Podcast」 アプリというようにそれぞれのアプリが個別の機能を持つことになり、「iTunes」 の機能が分割されてしまうことに。

Appleは昨年6月に開催したWWDC 2018でiOSアプリがmacOSで動作するクロスプラットフォームの仕組みを開発していることを発表し、実際に 「macOS Mojave 10.14」 ではiOSアプリをベースにした株価・Home・ボイスメモ・ニュースアプリの提供が開始されている。

Appleはこのクロスプラットフォームの仕組みを段階的に実装していくと発表しており、まずはAppleの純正アプリから順にテスト実装していくことが明らかになっていた。この流れの一環として 「Music」 「Podcast」 アプリが提供され、もしかすると次期macOSでは 「iTunes」 アプリの提供が終了となってしまう可能性もあるかもしれない。

今回の情報が事実なら、今年6月に開催されるWWDC 2019でこれらに関する詳細が発表されることになりそうだ。

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