3月18日、Appleは突然の公式サイトのアップデートとともに新型 「iPad mini」 を発表したが、それと同時に新型 「iPad Air」 を発表した。価格は54,800円(税別)で、すでにApple公式サイトから購入が可能だ。
今回発表された 「iPad Air」 は、2017年3月に販売が終了した 「iPad Air 2」 の後継モデルとして登場した。ただし、スピーカー数や搭載プロセッサなどいくつか違いはあるものの、本体デザインや中身はおおよそ 「iPad Pro (2017)」 の10.5インチモデルと似ているため、実質的に 「iPad Pro (2017)」 の後継モデルとも言えるかもしれない。
10.5インチの画面を搭載、Apple PencilとSmart Keyboardに対応
最大の特徴は画面の大型化とApple PencilとSmart Keyboardへの対応だ。従来のiPad Airの画面サイズは9.7インチだったが、新型iPad Airは10.5インチに大型化。ベゼルを狭くしたことで、相対的に画面サイズの大型化を果たしている。画面は当然ながらRetinaだが、iPad Proの120Hzリフレッシュレートには残念ながら対応していない。ただしTrue Toneテクノロジーに対応するなど、iPad Proの画面技術も一部採用するようになった。
また、iPad Airシリーズとして初めてApple Pencilに対応した。しかし、対応するApple Pencilは第1世代のみとなるため、ペアリングや充電の際にはApple Pencilの頭のキャップを外してLightning端子との接続が必要だ。そのほか、新型iPad AirはSmart Keyboardに対応し、3.5mmイヤホンジャックも引き続き搭載する。
搭載されているプロセッサは 「A12 Bionic」 、2つの高性能コア(Vortex)と4つの高効率コア(Tempest)の計6コアプロセッサになったことで、従来よりも高速な処理が可能になっている。ちなみに、「A12 Bionic」 はiPhone XS/XS Max、iPhone XRで初めて搭載されたプロセッサで、今回同時に発表された新型iPad mini(第5世代)にも搭載されている。
新型iPad Airのカラーラインナップはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。ストレージ容量は64GBと256GBの2種類。価格はWi-Fiモデルが54,800円(税別)から、Wi-Fi+Cellularモデルが69,800(税別)から。注文は以下から可能だ。
ちなみに、新型iPad Airの登場に伴い、iPad Pro 10.5インチ(2017年モデル)の販売が終了している。
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