今年1月の 「CES 2019」 で発表された 「Google Home」 の通訳機能が利用可能になっていることがわかった。すでに日本語を含む26ヶ国語に対応しており、日本語⇄英語、英語⇄フランス語などのように、話し手の発した言葉を他言語に翻訳してくれる。
Google Homeの通訳機能がリリース、日本語にも対応
同機能は、Google Homeに話した言葉を他言語に翻訳してくれるというもの。例えば、日本語で 「部屋の設定温度を21℃に設定して」 と言うと、Google Homeからは 「Set the room temperature setting to 21°」 と返ってきた。日本語からフランス語も以下の通り。ややぎこちない翻訳内容になるケースもあるが、そこそこ通じる言葉に翻訳されているため、それなりの翻訳精度であると言えるだろう。
通訳モードを開始するには、日本語話者の場合は 「XXX語に通訳して」 と言うだけ。あとは、Google Homeは勝手に聞き取りを開始し、ユーザーの言葉を他言語に変換して発音してくれる。英語話者の場合は 「Be my Japanese interpreter.」 などとお願いすればOKだ。通訳を終了する際には、「終了」 と言うと完了する。
一度このモードを起動すれば、何度も通訳をお願いすることなく連続で聞き取りができる。また、日本語を話すと英語に、英語を話すと日本語に通訳してくれるため、お互いの言葉が分からない場合にGoogle Homeを通じて会話できるようになっている。
利用できる言語は以下の26言語だ。
同機能が利用できるのは、各Google HomeデバイスとGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカー。今後はスマートフォンのGoogleアシスタントも利用可能になる予定だが、現時点ではまだ利用できない状態となっている。
[ via Android Police ]