現地時間7月31日、Appleは2018年第3四半期(2018年4月~6月期)の決算を発表した。
同四半期の売上高は533億ドル(6兆7000億円)、純利益は115億ドル(1兆5000億円)。希薄化後の1株あたりの利益は2.34ドルとなったとのこと。
前年同期の売上高は454億ドル(6兆7000億円)、純利益は87億ドル(1兆5000億円)だったため、業績は順調に伸びていると言えるだろう。
各製品毎の販売台数は、iPhoneが約4,130万台、iPadが約1155万台、Macが約372万台となった。前年同期比の増減は表の通り。
さらに、サービス部門が前回決算から引き続き好調を維持しているほか、日本やアジアを含む全ての地域で前年同期比で上回っている。
総売上高 | 532億650万ドル ( +17% ) |
---|---|
純利益 | 115億1,900万ドル |
売上高 | 販売台数 | |
---|---|---|
iPhone | 299億600万ドル ( +20% ) | 4,130万台 ( +1% ) |
iPad | 47億4,100ドル ( -5% ) | 1,155万3,000台 ( +1% ) |
Mac | 53億3,000万ドル ( -5% ) | 372万台 ( -13% ) |
Service | 95億4,800万ドル ( +31% ) | − |
その他 | 37億4,000万ドル ( +37% ) | − |
地域 | 売上高 |
---|---|
アメリカ | 245億4,200万ドル ( +20% ) |
ヨーロッパ | 121億3,800万ドル ( +14% ) |
中国 | 95億5,100万ドル ( +19% ) |
日本 | 38億6,700万ドル ( +7% ) |
アジア太平洋地域 | 31億6,700万ドル ( +16% ) |
今回の決算を牽引したのは紛れもなく、Appleの主力製品である「iPhone」。一時はフラグシップモデルの「iPhone X」は販売不振が囁かれていたが、実際は例年以上の販売台数となっている。ただし、前年同期比1%増と微増となっているにも関わらず、売上高が20%増加したということは、1台あたりの価格が高い「iPhone X」の販売台数が伸びているためであると予想される。
ちなみに、注目されていたiPadの販売台数は1%増加と微増、売上高は5%減った。Appleは今年3月に第6世代「iPad」を発売したが、同端末がiPad部門の業績にインパクトを与えるには至らなかったようだ。
その他、Apple Musicが含まれるサービス部門やApple Watchが含まれるOtherプロダクトも昨年から比べて30%以上増えるなど、好調を維持している。
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