正式版「iOS 11.4.1」、端末ロック中にUSBアクセサリの通信を制限する機能が新たに追加

日本時間10日、Appleは正式版「iOS 11.4.1」を一般ユーザー向けに公開している。

同バージョンでは、主に不具合の修正がメインで行われていることがリリースノートに記載されていたが、さらにセキュリティ関連のアップデートとして、端末ロック中にUSBアクセサリと通信できないようにする新機能が追加されている。

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端末ロック後にUSBアクセサリとの通信を不可能にする新機能が追加

追加された新機能は、iPhoneやiPadがロックされてから1時間以上経過するとLightningポートが無効になり、USBアクセサリと通信できないようになるというものになる。すでにベータ版の時点で存在が確認されていた機能で、米FBIなどの捜査からユーザーの個人情報を守るためのものとみられる。

この項目は「設定」アプリの「Face IDとパスコード」もしくは「Touch IDとパスコード」からアクセスすることが可能。「ロック中にアクセスを許可」部分に「USBアクセサリ」というトグルが新たに表示されており、こちらのトグルをオフになっているとUSBアクセサリの通信を制限できるようになっている。

これにより、ロックされてから1時間以上経ったiOS端末ではUSBアクセサリを使ってデータにアクセスするなどの行為ができなくなる。よりiOSのセキュリティ性が向上したと言えるだろう。

初期状態では設定部分の「USBアクセサリ」のトグルがオフになっており、ロックされてから1時間以上経つとUSBアクセサリと通信できなくなってしまうので、通信を許可したい場合は自分で設定を変更しておこう。

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