「iPhone X」は高い防水性能を持っていることが証明された。なにせ、2週間も川底で激流にもまれても生きているのだから。
「Man + River」というYouTubeチャンネルを運営するDallas氏が、川底からiPhone Xが見つかったことを自身の公開した動画で報告している。彼は川の底に沈んだものを見つけ、それらを元の所有者に戻すという企画動画を投稿することで有名な人物だが、川に沈んでいたiPhone Xを持ち主の元に戻したという。
2週間川底に沈んでいたiPhoneが復活 無事持ち主の元へ
Dallas氏は、とある川に潜って沈んだアイテムを探していた。ポルシェデザインのサングラスや10金の指輪などお宝が発掘されている中、なんとiPhone Xのシルバーモデルが川底に沈んでいることを発見した。発見した時のDallas氏は大喜び。
彼は沈んでいたiPhone Xを自宅に持ち帰り、中身を開けて乾燥させたのちに、再び元の姿に戻して充電ケーブルを挿し込んでみた。すると、なんとiPhone Xの起動画面が立ち上がり、復活させることに成功した。
翌日、Dallas氏は持ち主のAlyssaさんと連絡を取ることに成功。Dallas氏は川底からiPhone Xを拾い、復活できたと報告したところ、Alyssaさんから喜びの声が上がった。
iPhone Xの持ち主のAlyssaさんは、小さな赤ちゃんを持つお母さんであることが判明。端末内には赤ちゃんの写真が多数入っていたとのことだったが、バックアップを取っていなかったため、無事復活できたことをとても嬉しがっていたようだ。
ちなみに、iPhone Xを落としたのは2週間前のことだったとのこと。つまり、その間ずっと水に使っていたことになる。防水仕様のケースなどを使っていなかったため、iPhoneが故障せずに生きていたことに驚きだ。
iPhone Xの防水等級はIP67と高い防水性能を持っているが、完全防水仕様ではなく、あくまで耐水のみに対応している。
しかも、このIP67は1mの水深で30分の水没に耐えることができることができる程度。それが1m以上の深さで2週間放置したiPhoneが起動できたことはまさに驚愕的。
今回は単に運が良かっただけとも言えるかもしれないが、2週間も川底に沈んでも無事起動できたのであれば、iPhone Xは想像以上に高い防水性能を持っていると言っても過言ではないだろう。
家族の大事な写真を水没から守りたいなら、iPhone Xを購入してみてはどうだろうか。
[ via 9to5Mac ]