GoogleマップにAR機能が実装 スマホカメラを使って画面にナビ方向や周辺情報を表示

現地時間5月8日、Googleは開発者向けイベント「Google I/O 2018」を開催し、AR機能を活用した「Googleマップ」の新機能を発表している。

発表では、昨年の「Google I/O 2017」で発表された「Googleレンズ」の技術を活用したAR機能がGoogleマップに実装されることが明らかに。

実際のデモンストレーションでは、スマートフォンのカメラを起動して周囲を撮影することで、画面に表示されている実際の風景にも矢印を表示したり、周囲の店を解析して詳細を表示する機能が紹介されていた。

同機能は、AIにより周囲の建物の特徴を認識し、方向を決定づけるという。実際の風景に進むべき方向が示されるので、地図を見るのが苦手な人でも問題なく目的地に辿り着くことができるようになるだろう。

この機能がいつ頃実装されるのかについてのアナウンスはなかったが、おそらくはAndroid向けアプリから徐々に実装されていくものと予想される。いずれはiOS向けアプリでも利用できるようになるかもしれない。

ちなみに、「Googleマップ」に関しては、この新機能の他にも「Googleアシスタント」が使えるようになることが発表されている。「Googleアシスタント」の実装に関しては、Android版が今夏、iOS版は今年後半には実装される予定であるとのこと。

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