昨年9月に発表された、Appleの純正ワイヤレス充電器「AirPower」は、やはり今年3月に発売予定のようだ。
台湾メディアDigiTimesによると、「AirPower」の電流管理には台湾メーカーが製造するGPPブリッジ整流器が使われる予定なのだが、この部品の出荷数が徐々に増加しているとのこと。さらに、2018年第2四半期にはさらに増加する見通しであることから、「AirPower」の発売が近いことが伺えるとのこと。
「AirPower」の部品の出荷数が増加、まもなく発売か
あくまで部品出荷数から予測したものではあるが、著名アナリストからの報告でも「AirPower」が2018年3月に発売する説が濃厚とされていたことから、今回の情報はかなり信ぴょう性が高いものだと言える。
Apple純正ワイヤレス充電器「AirPower」は3月発売か Apple Watch充電用に特殊構造が採用
昨年秋に発表されたAppleの純正ワイヤレス充電器「AirPower」は、2018年3月に発売する可能性が高くなっている。 今月7日、The Apple PostがBestBuyから得た情報を基に、「AirPower」は3月に発売すると報じ...
Appleはこれまで3月に新製品を投入したことが何度もあるため、おそらく今年も3月に新製品を投入するだろう。「AirPower」はこれと同時に発売する可能性がとても高い。
「AirPower」については、販売価格や詳しい仕様など、まだ明らかにされていないことも多いが、現段階では、iPhoneやApple Watchなど対応したデバイスを同時に3台、ワイヤレス充電することができることがわかっている。また、「AirPods」はワイヤレス充電に対応することも発表されており、Apple製品は徐々にワイヤレス充電環境が充実していくだろう。
ちなみに、「AirPower」の最大出力は29Wになる見通し。「iPhone X」や「iPhone 8 / 8 Plus」が最大7.5Wの高速充電に対応しているが、この出力だと送電ロスなどを加味しても、まだまだ余力がありそうだ。
[ via MacRumors ]