20日、Appleはデベロッパー向けサポートページで、1月18日時点までのiOSのバージョン別シェアを公開。現時点での「iOS 11」のシェアは65%となっているようだ。
公開されたグラフによると、1月18日時点でのバージョン別シェアは「iOS 11」が65%、「iOS 10」が28%、その他が7%だ。昨年9月に「iOS 11」がリリースされてから4ヶ月が経過したが、まだアップグレードを済ませていないユーザーが35%ほどいるという結果となった。
「iOS 11」は、一昨年にリリースされた「iOS 10」に比べると革新的な変化が少なかったこともあり、普及スピードが遅いことが判明していたが、今回の発表でさらにその差が広がっていることが分かる(「iOS 10」の昨年1月時点でのシェアは76%)。
「iOS 11」の普及は徐々に進んでいるとはいえ、この調子だと最終着地点で「iOS 10」を超えることは少し難しいだろう。
ちなみに、「iOS 10」のリリース以降定期的に発表されているiOSのバージョン別シェアは、「App Storeを訪れたユーザーのバージョンを調べる」という方法を用いて計測されている。