本日、iFixitは「iMac Pro」の分解レポートを公開。先月発売されたプロユーザー向け端末「iMac Pro」の全貌がやっと明らかになった。
iFixitによると、今回分解に使用したのは「iMac Pro」の標準構成モデル(日本円で558,800円)。8コアのIntel Xeon Wプロセッサ、32GBのメモリ、Radeon Pro Vega 56が搭載されたモデルだ。
「iMac Pro」には、Appleが開発した「T2」チップが搭載されていることがすでに判明しているが、iFixitが本体内部を分解したところ、同チップの近くには「Apple 338S00268」と書かれた謎のチップが見つかったとのこと。
iFixitは最初にこのチップを見た際に「A10 Fusion」コプロセッサだと思ったと伝えている。しかし、「A10 Fusion」コプロセッサにしてはサイズが小さすぎることから、残念ながら違うものだと結論づけたようだ。このチップがどんな役割を果たしているのかは不明だが、「T2」チップと何らかの関係があるものとみられている。
ちなみに、「iMac Pro」はユーザー自身の手でメモリを換装することができない。iFixitが分解したところ、やはりメモリは内部に配置されており、自力での交換はかなり難しそうだ。
恒例の修理のしやすさを示すリペアスコアは10点満点中3点。メモリスロットがなくなってしまったことのほか、GPUが半田付けされていることなどが低スコアの理由として挙げられている。「iMac Pro」は高額な端末になるので、もし修理が必要な場合は必ず正規の修理サポートにお願いするようにしよう。
公開されたiFixitの分解レポートの全文を確認したい方はこちらからどうぞ。
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