先日発売されたばかりの「iPhone X」は、前面カメラでもポートレート撮影ができるようになっており、背面カメラには「ポートレートライティング」と呼ばれる新しい撮影機能が搭載されているなど、カメラ性能が大幅に向上した。
そんな「iPhone X」のカメラ性能は、他のスマートフォンに比べると一体どれほどなのか。モバイルカメラの性能をランキング付けしているDxOMarkによると、「iPhone X」のカメラのスコアは97点と、Googleの「Pixel 2」の98点にわずか1点及ばなかったようだ。
「iPhone X」は「Pixel 2」に1点及ばなかったものの、iPhone史上最高スコアに
DxOMark曰く、「iPhone X」のカメラは「iPhone 8 Plus」よりも優れており、屋外もしくは明るい場所でも正確で再現性の高いホワイトバランスや、良いカラーレンダリング、きめ細かいディティールを保持できるという。また、高コントラストのシーンでもうまく撮影できることも魅力としてあげられている。
以上を踏まえて、DxOMarkが「iPhone X」のカメラにつけたスコアは97点。「iPhone 8」が92点、「iPhone 8 Plus」が94点だったため、iPhone史上最高スコアとなったが、残念ながらカメラ性能の高さを売りにしているGoogleの「Pixel 2」の98点には1点劣る結果となった。
確かに「Pixel 2」には素晴らしいカメラが搭載されているため、「iPhone X」が1点劣っているのは事実かもしれない。だが、「iPhone X」にも「ポートレートライティング」などの特殊な撮影機能が搭載されており、様々な撮影方法があるという意味では非常に魅力的だと個人的には感じている。
筆者も「iPhone X」を手に入れてから様々な撮影を試しているが、従来からiPhoneシリーズを使っている人ならカメラ性能がかなり向上していることに気づくはず。この辺りは「iPhone X」のレビューで詳しく触れているので、気になる人は読んでいただければ幸いだ。
[ via 9to5Mac ]