任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」は日本だけでなく、海外でも高い人気を得ている。日本では3月に発売してからずっと品薄が継続しているが、同ハードの人気は太平洋の反対側アメリカでも同じようだ。
TechCrunchによると、ニンテンドースイッチはアメリカ国内のゲームコンソールの販売台数で3ヶ月連続で首位を獲得。9月に至っては、任天堂はゲームコンソール販売台数で2位以下に大差をつけることに成功しているとのこと。
ニンテンドースイッチは米国内でも好調
ニンテンドースイッチの米国内での販売台数は200万台を突破したとのこと。前ハードの「Wii U」が累積623万台だったことから、いかにニンテンドースイッチが好調かお分かりいただけると思う。ちなみに、今年9月には世界販売台数500万台を超えている。
さらに、任天堂は今月、ミニスーファミこと「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売した。米国では、「Super NES Classic Edition」として販売されているが、こちらも相当な人気だった。
さらに、「ミニニンテンドー64」の噂も先日話題になった。「ミニスーファミ」に続く大ヒット商品になるかどうか注目だが、すでに注目度が高まっていることから、同ハードの大ヒットはすでに約束されているものと考えても良いのではないだろうか。ちなみに、つい先日には「ミニゲームボーイ」の噂も。
今後、任天堂はニンテンドースイッチ向けに複数の大型タイトルを投入予定。一番の目玉は、今月27日に発売予定の「スーパーマリオ オデッセイ」だが、この他にも「The Elder Scrolls V: Skyrim」などの有名作が任天堂プラットフォームで遊べるようになる。さらに、任天堂は自社から「カービィ」「ヨッシー」シリーズ最新作を発売予定、さらにはサードパーティから「新・女神転生」「ドラゴンクエスト」などの有名作品が登場する予定だ。
ちなみに、筆者はどちらかというとSONYハードで遊ぶことが多いのだが、任天堂の新型ゲーム機に魅力を感じ今回ばかりはミニスーファミとニンテンドースイッチのどちらも購入した。最近は任天堂ハードで遊ぶことが多い気もする。
当然ながら、任天堂のプラットフォームを手に取るユーザーが多くなればなるほど、ゲーム開発に参入する会社は多くなる。ゲームコンソール市場の覇権は、今後もしばらくは任天堂のものになるだろう。