来月12日に発表されることが予想されている新型iPhoneの最上位モデル「iPhone 8(仮)」のバッテリー容量について、Geekbarが情報を伝えている。
これによると「iPhone 8」のバッテリー容量は2,700mAh。従来モデルよりもわずかに少なくなるようだ。
「iPhone 8」は、従来モデルよりもディスプレイが大きくなるが、端末の大きさ自体は「iPhone 7 Plus」と同じか、わずかに大きくなることが予想されている。
ディスプレイは従来の液晶から有機ELディスプレイになることが濃厚とはいえ、ディスプレイが大型化することから「iPhone 8」はバッテリー消費が増える可能性が指摘されていたが、Appleは内部のロジックボードを二層式にすることで内部のスペースを節約すると伝えられていた。その関係でバッテリー容量は大きくなるのかと思いきや、2,700mAhという意外な数字。
現行モデルの「iPhone 7」のバッテリー容量は1960mAh、「iPhone 7 Plus」のバッテリー容量は2,900mAhなので、「iPhone 7」よりは大きいものの、「iPhone 7 Plus」より200mAhほど容量は少ないようだ。
ちなみにGeekbarによると、「iPhone 8」のバッテリーはL字型をしているとのこと。他のパーツ配置との兼ね合いから、あえてこの形状にした可能性が高い。
嬉しい情報もある。それは「iPhone 8」のバッテリー容量は従来モデルに比べて少なくなるものの、新たに急速充電をサポートする予定であるということ。
バッテリー容量が少なくなることで、バッテリー持ちがどれほど変わるのかは不明だが、急速充電に対応すれば短い時間でバッテリーを回復できるため、モバイルバッテリーさえ持ち歩けばバッテリー切れに悩まされる場面は少なくなるかもしれない。
また期待のワイヤレス充電に関しては、やはり「iPhone 8」だけでなく、同時に発表予定の「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」でもサポートされるとのこと。詳しい仕様については明らかになっていないが、先日の情報では「Qi Ver.1.1」を利用した最大7.5W(5V/1.5A)での充電が可能とみられている。
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