「iPhone 8」、顔認証「Face ID」で複数の顔登録、サードパーティへの解放も

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Appleが今秋発売に向けて準備を行なっている次世代iPhoneの最上位モデル「iPhone 8」は、生体認証機能として「Touch ID」とは別に、顔認証機能「Face ID」が導入される可能性が高まっている。

この「Face ID」については、12月に発売予定のスマートスピーカー「HomePod」のファームウェアから、サードパーティへの解放Apple Payに利用できることなど、すでに多数の情報が発見されている状況。しかし、開発者のGuilherme Rambo氏がまたも新たな情報を発見。Rambo氏の解析によると、「Face ID」は複数の顔登録に対応することが判明している。

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「Face ID」は複数の顔登録が可能に?

「Touch ID」の行方や廃止するのかどうかについてはまだ確定できていないが、少なくとも「Face ID」の搭載はほぼ確定している状況。先日の情報では、「Face ID」は「Apple Pay」に利用でき、さらに机の上に寝かねた状態でも認証ができること。また、サードパーティに解放されることでアプリ内の本人確認に「Face ID」が利用できるようになることなどが明らかになっていた。

そして、今回の新情報。開発者のGuilherme Rambo氏は「HomePod」のファームウェアから「Face ID」に関連する記述を発見し、やはりサードパーティ向けに同機能が解放される予定であること、Apple Payで利用できること、そして複数の顔を端末に登録することができる可能性があることを伝えている。

複数の顔が登録できるというのは、おそらく家族間で共有して端末を使う場合などに活用するためだと思われ、今までの「Touch ID」と同様に複数の顔を登録しておくことで、本来の所有者とは別の誰かにロック解除を許可することができることが予想できる。

そもそも、「iPhone 8」に関しては「Touch ID」が搭載されず、生体認証の全てを「Face ID」に委ねることになると言われている。つまり、「Touch ID」ができることは全て「Face ID」もできるのは当たり前。複数の指紋を登録できた「Touch ID」の置き換えをするには、複数の顔登録のサポートを行う必要があるということだ。

個人的に期待したいのは、サングラスや帽子を被った時の顔を別途登録しておけるかどうか。iPhoneのロックを解除するためにわざわざサングラスを外したり、帽子を脱ぐのはかなり面倒。あらかじめサングラスや帽子を着用した状態で顔登録ができるようであれば、ユーザーの利便性は損なわれずに済むかもしれない。

ただし、現段階で「Face ID」がどのようにしてユーザーの顔の登録を行うのかは分からないので、顔の一部のパーツが隠れている状態での顔登録ができない可能性も考えられる。サングラスや帽子の着用が多いユーザーは、「Face ID」の仕様に特に注目しておくようにしよう。

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[ via MacRumors ]

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