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「iPhone 8」でApple Payを利用する場合、使用する生体認証はやはり「Touch ID」による指紋認証ではなく「Face ID」による顔認証になるのかもしれない。
先日から、Appleが開発者向けに公開した「HomePod」のファームウェアから次々と新しい情報が見つかっているが、今度は「Apple Pay」利用時に表示されるアニメーションが発見されたとのこと。iDownloadBlogが伝えている。
「iPhone 8」でApple Pay利用時に使用されるアニメーションが発見
開発者Guiherme Rambo (@_inside)氏は、「HomePod」のファームウェア解析によって、「iPhone 8」のアイコンと、それを利用したアニメーションを発見。
Apple Pay利用時に使用されるアニメーションだが、どうみてもデザインは現行モデルと異なり、今まで噂されてきた通りの「iPhone 8」そのもの。
For the curious ones out there: this is the animation where that D22 glyph is used pic.twitter.com/02KuEU974D
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年8月6日
アニメーションから推測するに、「iPhone 8」でのApple Payは、まず会計前に「Face ID」での顔認証を済ませ、その後にリーダーにiPhoneをかざして決済を行う。アニメーションは、顔認証後のリーダーにかざす際のものとみられる。
ただし、今回見つかったアニメーションは今までの「Apple Pay」利用時のアニメーションとほぼ同じで、「Face ID」が搭載されることを示唆しているものではない。つまり、「Touch ID」が搭載されるのか、それとも「Face ID」が搭載されるのかを結論づけるには至らないということだ。
「iPhone 8」の生体認証機能は、ディスプレイ内蔵型「Touch ID」と「Face ID」による顔認証の2種類が用意される可能性がある。
しかし、画面内蔵型「Touch ID」に関しては大量生産が難しく、Appleは「Touch ID」の搭載を断念したという情報が先日もたらされたばかり。
実際にどうなるのかは定かではないが、顔認証「Face ID」だけで画面のロック解除や、Apple Payの本人認証をする必要があるのかもしれない。
多くのユーザーは顔認識技術への移行を不安視しているが、噂によると、iPhoneを机の上に置いた状態でも顔認証できるほど認識範囲は広く、その精度はとても高いとのこと。
サングラスや帽子を被った状態でも認証できるのかどうかは気になるところだが、精度によっては「Touch ID」よりも便利になる可能性もある。そういう意味では、「iPhone 8」の「Face ID」、期待してもいいのかもしれない。