今月6日、Appleは新型「MacBook」や「iMac」の販売を開始するとともに、「Apple Watch」の各種新バンドの販売を開始したが、その中には昨年6月のLGBTイベント「プライド・パレード」に参加したApple社員向けに配布された限定モデル「プライドエディション ウーブンナイロン」が含まれ、話題になった。
しかし、なぜAppleは限定モデルだった同バンドを一般向けに販売開始したのか。MacRumorsによると、例年6月に開催されている「プライド・パレード」に合わせたものであるとのこと。
収益の一部がLGPTQ支援団体や人権団体に寄付
「プライド・パレード」とは、「LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)」の多様性をアピールするイベントのこと。
Appleは昨年の「プライド・パレード」で、参加したスタッフたちに「プライドエディション ウーブンナイロン」を配布。当時は同バンドを一般向けとしてリリースする予定はないとのことだったが、先日の「WWDC 2017」の基調講演後に突如販売が開始された。
MacRumorsによると、この動きは例年6月に開催されている「プライド・パレード」に合わせたもので、Appleは同バンドの一部収益をLGBTQの支援団体「GLSEN」や「PFLAG」などに寄付する予定でもあるとのこと。
当記事の筆者である僕も同バンドを購入し装着してみたのだが、綺麗な虹色カラーが夏のお出かけファッションにピッタリ。日々のローテーションの中で楽しく使用させてもらっている。
この「プライドエディション ウーブンナイロン」は、もともとLGBTQを象徴するレインボーフラッグをモチーフにした製品で、そういった方々を支援するためのもの。
Appleといえば、HIV/AIDSの撲滅プロジェクトとして端末カラーが赤色の「(PRODUCT) RED」モデルを各種販売しているが、今回の「プライドエディション ウーブンナイロン」もこれと似た取り組みだったと言えるだろう。
「プライドエディション ウーブンナイロン」に関しては、Apple自身もセクシャルマイノリティ運動を全面的に推しているわけではないので、個人的にはそこまで意識する必要もないとは思うが、もし、LGBTQの方々を支援したいと考えているようだったら、新バンド「プライドエディション ウーブンナイロン」をお一つ購入してみてはどうだろうか。
「プライドエディション ウーブンナイロン」のラインアップは、Apple Watchの38mmモデル用 (手首サイズ125~195mm) と、42mmモデル用 (手首サイズ145~215mm) の2種類が用意されている。
価格はいずれも5,800円(税別)になっているので、もし興味がある方は各Apple StoreもしくはApple公式サイトから購入を。
・Apple Watch Series 10
・Apple Watch Ultra 2
・Apple Watch SE
・Apple Watch Nike
・Apple Watch Hermès
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・ストラップ (バンド)
・ヘッドフォン・スピーカー