任天堂の新型ハード「ニンテンドースイッチ」。ここ最近は、新作ゼルダに次ぐ魅力的なタイトルが少しずつ増えてきている気がするが、肝心のゲーム機本体は発売から3ヶ月経というとしている今でも、未だに品薄が続いている。
しかし任天堂は、「ニンテンドースイッチ」を欲しがっているユーザー全員に行き渡っていない現状を鑑みて、「ニンテンドースイッチ」本体の増産を計画している。
Financial Timesによると、任天堂は「ニンテンドースイッチ」の増産を決定。今年のホリデーシーズン、つまり1年で最もゲーム機が売れる11月〜12月前後を視野に入れて、ニンテンドースイッチの量産体制を拡充する計画であるとのこと。
ニンテンドースイッチ、2018年3月までに1,800万台を生産か
今年3月に、任天堂は「ニンテンドースイッチ」を発売し、あまりの人気ぶりに各店舗で売り切れが続出。その後、3月17日に増産計画があることが明らかになっており、2018年3月までに1,000万台のスイッチを増産する計画であると聞かされていた。
そして、その後も世界的な需要を満たすことができなかったことから、生産計画は1,600万台まで引き上げられたと報道されていたが、今回の情報によると、これらの計画よりもさらに上の1,800万台にまで生産計画を拡大するという。当初の計画の倍近い台数の生産が求められることになる。
任天堂はこの報道に対してコメントしておらず、情報の真偽は不明。しかし、今後は「スプラトゥーン2」や「スーパーマリオ オデッセイ」などの超人気タイトルの登場を控えているため、生産の増強は不可欠だろう。
ちなみに、多くのユーザーが期待しているアクションゲーム「スプラトゥーン2」の発売は7月21日。それまでに在庫状況が大幅に改善される兆しはないため、今後もニンテンドースイッチの品薄は継続しそう。もし、買えるタイミングに遭遇したら、意を決して購入して置いた方が良さそうだ。