装着すると「耳からうどんが出てるみたい」といったネガティブな反応が話題になったAppleの純正ワイヤレスイヤホン「AirPods」。
なんと全体の98%のユーザーが、同製品のクオリティに満足していることが明らかになった。
ユーザー全体の98%が「満足」か「とても満足」を選択
今回、市場調査会社Creative StrategiesはExperian社と共同で、「AirPods」の満足度を調査。942人の「AirPods」所有者に対して、アンケートに回答してもらったという。
すると、全体の98%のユーザーが「とても満足している」または「満足している」に投票。この両方を合わせた約98%のユーザーが「AirPods」に対して満足していることが明らかになった。
ユーザーが「AirPods」について満足している点は、短時間で充電ができることとバッテリーケースによる充電ができること、そして「W1」チップによるペアリングが早いということなどが挙げられている。
このペアリングの早さに関しては、単純な早さだけでなく、iPhoneやMacなどと簡単にペアリング先を変えられることも評価されており、全体的に使いやすさが高評価につながっているようだ。
Creative Strategiesの過去の調査結果でも、約98%もの高い顧客満足度を獲得したApple製品は過去に例がない。2007年に登場したiPhoneは全体の92%、2010年に登場したiPadも92%、そして、2015年に登場したApple Watchは97%と、過去最高の顧客満足度を獲得したことを示している。
Creative StrategiesのアナリストであるBen Bajarin氏は、「AirPods」を所有するユーザーの多くは「early adopts(新しいもの好きなユーザーたち)」であることから、今回の調査は少しだけ正確性に欠けたデータであることを注意喚起しているが、それにしても98%という数値はかなりの高評価だ。
ちなみに、発売からすでに4ヶ月以上が経過しようとしている「AirPods」だが、現在でも同製品は品薄となっており、Apple公式サイトでさえも出荷まで6週間もかかることがアナウンスされている。
未だに在庫状況が改善されないのは少し問題だと思うが、もし同イヤホンが欲しいと思ったら、早めに注文しておくことをオススメする。
[ via AppleInsider ]