先日、Appleは公式サイト上で新型9.7インチ型「iPad (第5世代)」を発売した。
同端末は「iPad Air 2」の実質的後継モデルで、性能が若干向上し、値段がお手頃価格に収まった高コストパフォーマンス端末。徐々にユーザーの手元に届き始めているようだ。
すでにAppleは各種サポートページなどで仕様等を公開しており、新型9.7インチ「iPad」は「iPad Air」シリーズに近い設計になっていることが明らかになっているが、新製品恒例のiFixitによるバラシレポートが公開されているので紹介しよう。
リペアビリティスコアは10点満点中2点
iFixitは本日、「iPad (第5世代)」の分解レポートを公開。iFixitによる分解の結果、同端末は初代「iPad Air」とほぼ同じ内部設計になっていることが判明した。
上が「iPad Air」と「iPad (第5世代)」の中身を比較した画像。内部の設計は限りなく近くなっていることが一目瞭然。両者の違いはWi-Fi通信のために使うモジュールが少し大きくなっている程度。
使用されているバッテリー容量も「iPad Air」と同じ32.4Whであるとのこと。
「iPad (第5世代)」に搭載されているRAMの容量は2GBで、メーカーはSamsung。「iPhone 6s」と同じものが採用されているとのこと。32GBのフラッシュメモリはSK Hynix製。
ちなみに、iFixitによるリペアビリティスコア(修理のしやすさ)は2点(10点満点中)。ユーザーが自ら中身を修理するのはほぼ不可能に近いとのことだ。